芸術文化振興の優れた功績をたたえる浜文化章（諫早市主催）に諫早ジュニア合唱団が選ばれ、市役所で表彰式があった。
市内の2歳から高校生までの子どもたちでつくる同合唱団は2001年に創立。音楽遊びで潜在能力を引き出しながら感性を育んでおり、メンバーらは正しい発声法や合唱、ミュージカルなどを学び、全国の演奏会などに出演している。
本多啓子代表（65）は「音楽関係の受章は初めてと聞き、この上ない喜び。子どもたちの歌で地域活性化のために活躍できればうれしい」と話した。同合唱団は諫早をテーマにしたオリジナル曲を制作。7月4日に創立20周年記念演奏会を諫早文化会館で開く。
市内の小中高生を対象にした同市主催の第49回栗林スポーツ賞と第38回浜教育文化賞の表彰式も毎年、同時に開催されているが、新型コロナウイルスの影響で中止された。栗林スポーツ賞は全国大会や県大会で優れた成績を収めた個人30人、5団体が受賞。優れた文化活動を表彰する浜教育文化賞には個人46人と1団体が選ばれた。
