ゴールデングローブ賞受賞のジョン・バティステ、新アルバム『ウィー・アー』から先行曲を公開

『ウィー・アー』日本盤

ジョン・バティステが、ディズニー&ピクサーの最新作『ソウルフル・ワールド』の劇中歌とエンド・ソングを手がけ、2月28日(現地時間)に発表されたゴールデングローブ賞で作曲賞を受賞し、注目を集めている。そんな中、3月19日発売の新アルバム『ウィー・アー』から「ショウ・ミー・ザ・ウェイ」の先行配信がスタート。あわせて、同曲のヴィジュアライザーを公開している。

Youtube:Jon Batiste - SHOW ME THE WAY (Visualizer) ft. Zadie Smith

R&Bやソウルにインスパイアされ、爽やかにファンクする「ショウ・ミー・ザ・ウェイ」はジョン・バティステ、オータム・ロウ、キッゾによる共作で、『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』の収録で知られているニューヨークのスタジオ、エド・サリヴァン・シアターで収録された。ゲスト・ヴォーカルには、著名な作家でもあるゼイディー・スミスが参加。ZOOMを介して、ジャンルだけでなくスタジオを越えてのコラボレーションを実現させた。

本作はジョン・バティステがミュージシャンとしての基礎を築くうえで音楽的にインスピレーションを受けてきたアーティストへのラブレターとして位置づけられ、歌詞にはビートルズ、ローリング・ストーンズ、エラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリデイ、スティーヴィー・ワンダー、ジョナサン・マクレイノルズなどのアーティスト名が多く登場する。

サウンドにおいても70年代のクラシックなR&B、ソウル、特に、アイズレー・ブラザーズ、アル・グリーン、スティーヴィー・ワンダー、スタイリスティックスなど、彼が愛聴するアーティストから受けた影響が色濃く反映された。

また今回のコラボレーション相手となったゼイディー・スミスについて、バティステは「パンデミックで自宅での生活が続くなか、よくオンラインでジャムをしていたんだ。彼女はとても才能があるシンガーで、あるセッションの後『ショウ・ミー・ザ・ウェイ』で歌ってほしいと頼んだ。歌詞にもあるように、よく2人でレコードの話で盛り上がるよ」と話している。

 ©Louis Browne

ジョン・バティステは「ジャズ・ミュージシャン」という肩書で広く認識されているが、新アルバム『ウィー・アー』では彼の音楽的ルーツを発展させたジャンルレスな作品で、ジャズ、ソウル、R&B、ヒップポップを横断したブラック・ポップ・アルバムとなっている。1月末に配信が開始された先行曲「アイ・ニード・ユー」はMVの公開から一ヶ月で600万回再生を突破し、大きな注目を集めている。ライヴ・パフォーマンスにも定評があり、日本盤の購入特典として最新オンライン・ライヴ『ジョン・バティステ オンライン・プレミアライヴ』の視聴チケットが同梱される。(特典詳細はこちら

■リリース情報

『ウィー・アー』日本盤

ジョン・バティステ

『ウィー・アー』

2021年3月19日リリース

価格:¥2,860 税込 (SHM-CD) 

品番:UCCV-1186

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