ゆりやんレトリィバァが「U-NEXT R-1グランプリ2021」で優勝。ひとり芸日本一の座に輝いた。
19回目となる今大会から「R-1ぐらんぷり」から「R-1グランプリ」にタイトルを変更したほか、出場資格も芸歴10年以内というルールに刷新。フジテレビ系で生中継された決勝ではZAZY、土屋、森本サイダー、吉住、寺田寛明、かが屋 賀屋、kento fukaya、高田ぽる子、ゆりやんが優勝を競い、ゆりやんが総エントリー数2746人の頂点に立った。
ゆりやんは「芸人になってから『R-1グランプリ』を目指してやってきたので、どうしてもいただきたかった賞です。今日は感謝しかありません」と喜びをかみしめ、「出場するたびに絶対に優勝したいと思っていたし、今回は大会リニューアル1発目ということで思い入れも深かった」と心境を明かした。また、2017年には女芸人No.1決定戦「THE W」を獲得し、二冠となったが「その優勝もうれしいし感謝もしているけれど、『R-1』は小学生の頃から見ていて目指していた大会だったので、ついにいただけたというのがダブルでうれしい」と喜びもひとしおだ。
同大会には3年ぶりというブランクでの挑戦となったが「優勝を逃すたびに人生が終わるくらいに追い込まれていて、いったん勝ち負けだけでネタを考えずにやってみたいと思って賞レースを休んでいました。それが急遽出場資格が10年以内となったので、急がなければと思った」とルール変更をきっかけに奮起したという。
優勝賞金は500万円。「やはりここまで来させてもらったのはお世話になっている皆さんのおかげなので、お世話になった皆さんに500万円を…見せます」とボケて、さらに優勝の喜びを伝えたい相手についても「マイケル・J・フォックスです。InstagramはフォローしているのでDMを送りたい」とさらにボケていた。
