メーガン妃が特番で“英王室の嘘”“人種差別”暴露 キャサリン妃に泣かされたと告白

オプラ・ウィンフリー(右)のインタビューに答えるヘンリー王子(左)とメーガン妃(中)

ヘンリー王子&メーガン妃と米大物司会者オプラ・ウィンフリーとの独占インタビュー番組が米東部時間7日午後(日本時間8日午前)放送された。その中で同妃は2018年5月の挙式をめぐり、義兄ウィリアム王子の妻キャサリン妃により傷つけられ、涙したと告白した。

英紙ミラーによると、2人のいさかいは結婚式でフラワーガールが着用するドレスをめぐるもので、これまではメーガン妃の発言でキャサリン妃が涙したと英メディアなどが報じてきた。

今回の対談でメーガン妃は実際は逆だったと強調。その後、キャサリン妃は謝罪のしるしとしてメーガン妃に花を贈り、メーガン妃もすでに同妃を許したとし、「いい人なんです」と付け加えた。

ただ、この出来事がメーガン妃にとって〝ターニングポイント〟だったと説明。

「王室の誰もが(報道について)事実ではないことを知っていた。私はなにもケイト(キャサリン妃)の名誉を傷つけようとこの話をしているつもりはありません。彼女も誤報は希望していないと思います」と指摘。〝王室の嘘〟による不信が離脱につながったことを示唆した。

メーガン妃はまた、王室の中で経験した人種差別についても暴露した。

母親が黒人であるメーガン妃は、2人の長男アーチー君が誕生する前、周囲がヘンリー王子に対し、生まれてくる子供の肌の色について何度か発言したことを明かした。

だが、誰が発言したかについては、「大きなダメージを与えることになる」として名前を挙げることは控えた。ヘンリー王子も具体的な会話の内容を明かすことはないと断言した。

米CBSによる今回の2時間特番は昨年3月末の英王室離脱後初となるロングインタビューで、2年足らずの王室生活の末に離脱を決めた理由など、メーガン妃がどう発言するかが注目された。

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