米フォード、韓国SKとの契約巡り米ITCの批判に反論

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[ワシントン 5日 ロイター] - 米フォード・モーターは5日、韓国の電気自動車(EV)用電池大手SKイノベーションとの契約に関する米国際貿易委員会(ITC)の批判に反論した。

ITCは、SKイノベーションが同業のLG化学の企業秘密を不正流用したとの証拠が明らかになった後も、フォードがSKイノベーションとの新たな契約を模索したとして同社を批判した。

一方、フォードは「不正行為が表面化するよりも前に、SKイノベーションに関わる3つのバッテリープログラムにコミットしていた」と反論した。

ITCからのコメントは現時点で得られていない。

米テスラやゼネラル・モーターズ(GM)などにEV用電池を供給するLG化学は、2019年に訴えを起こし、SKによる企業秘密の窃盗を理由に、同社が米国内で電池を生産したり、電池生産に不可欠な部品を輸入するのを禁止するよう求めた。SKイノベーションは不正を否定していた。

ITCは先月、LG化学の主張を認め、SKイノベーション側に対し、関連製品の米国への輸入を10年間禁止する排除命令を出した。

ITCは、LG化学の主張を認めた一方で、SKイノベーション側は顧客のフォード・モーター向けに4年間、独フォルクスワーゲン向けに2年間の製品供給を続けられるとした。

一方、ITCは4日に公表した意見書で、SKイノベーションの不正が発覚した後もフォードが同社とのビジネスを続けようとしたと批判。「SKの過ち同様、SKの企業秘密の不正行為を踏まえた上でビジネス関係を深めようとしたフォードなどにも責任がある」と指摘した。