サカイが13年ぶり総合1位に オリコン引越顧客満足度調査

オリコンエムイー(小池恒社長)が行った「引越し会社」の満足度調査結果によると、サカイ引越センターが調査以来13年ぶりの総合1位(73・85点)を獲得し、評価項目別の「オプションサービス」「補償内容」の2項目で1位となった。
同調査は2008年から実際のサービス利用者を対象にインターネットによるアンケートを実施。事前調査や企業ヒアリングを基に、評価項目を設定し、「営業スタッフの対応」「提案プラン」「現場スタッフの対応」「作業プラン」「作業内容」「オプションサービス」「補償内容」「コストパフォーマンス」の7項目を設問した。調査サンプル数は1万2567人。
サカイは過去3年間で最高得点、「作業内容」は80点以上、利用者からも作業内容に高い評価を得た。地域別では関東、九州・沖縄、家族構成別の単身者でも1位を獲得。
田島哲康社長は「サービスの開拓、人材教育に積極的に取り組み、独自のノウハウを開発してきた。ホームページによる見積もり受付やお客様アンケートなど業界初の取り組みを実践。お客様の大きな想い出(宝物)を運ぶサービス業と捉え、サカイ品質に磨きをかけたい」とコメントしている。
2位は全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会(Akabоu引越)76・68点、3位は日本通運(引越しは日通)76・28点、4位はアートコーポレーション(アート引越しセンター)75・97点、5位はアーク引越センター75・42点と続く。
赤帽は、評価項目別で「英儀容スタッフの対応」「提案プラン」「現場スタッフの対応」「作業内容」「コストパフォーマンス」の5項目で1位。「現場スタッフの対応」「作業内容」は80点以上を獲得した。
日通は地域別では甲信越・北陸で2年連続の1位となり、同地域では過去最高得点を獲得した。
アート引越センターは近畿で6年連続1位、名古屋市に本社を置くウエルカムバスケットは東海で3年連続の1位だった。

提供元:日本流通新聞×foredge

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