ジェンダー・サステナブルを切り口に、自己表現としてのファッションを楽しむマーケットイベントを渋谷で開催!

2021年3月20日(土)~21日(日)、 Camp Inc.は「渋谷デザイナーズマーケット」(場所:渋谷キャスト)と「SHIBUYA SLOW STREAM」(場所:渋谷ストリーム)を開催。 両イベントは、 国内最大級のファッション・アートイベントプロジェクト「東京クリエイティブサロン」の渋谷エリア企画「渋谷ファッションウイーク」のもと、 いま社会的な課題としてだけでなく、 ファッションやカルチャーを考えるうえでも重要な視点として見直されている《ジェンダー》や《サステナブル》といったトピックを主軸に、 マーケットやトークイベントを実施。

自己表現としてのファッションを、 マーケットと“MHM”、 “文通”から考える

「渋谷デザイナーズマーケット」は、 渋谷キャストと定期的に共同開催しているイベント。 今回は「渋谷ファッションウイーク」の一環としてファッションを切り口に、 「自己表現としてのファッション」に触れる機会としてさまざまな企画を用意。

渋谷キャスト ガーデン(施設屋外)では、 クリエイターそれぞれのユニークな感性でクリエイションされたアパレルやファッション雑貨が揃うカルチャーマーケットのほか、 2020年末の開催でも好評だったQRコード決済式の「ピピットガチャ(*)」を用いた、 人気クリエイターのイラストも含むグッズが当たる「クリエイターズガチャ」も同時開催。 今回は特別企画として、 自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ「She is」が企画する「書いたら、 出会うかも。 文通ガチャ by She is」として登場。

「文通ガチャ」は、 手紙を一枚書いてガチャをまわすと、 カプセルに入ったお手紙を受け取ることができる、 思いがけない誰かと出会うための装置で、 「She is」が2020年春に実施し好評を博した、 オンラインでの“文通”企画のリアル版ともいえる企画。 SNSの「フォロワー数」「いいね数」といった数字指標に価値を感じがちな現代において、 「文通」における手書きの手紙を贈ることの魅力を通して新たな出会いに心を寄せ、 自分が信じるものや自分を構成する大切なことに気づく機会となることを期待している。

(*)ピピットガチャとは

コイン不要、 QRコードで回せる、 「キャッシュレスの利便性」と「ガチャガチャのワクワク感」をいいとこどりしたガチャガチャです。 スマホに表示したQRコードを読み取り、 その場でピピット、 スマートな決済が可能。 (produced by Techガチャ研究所)

「ピピットガチャ」を用いて、 「書いたら、 出会うかも。 文通ガチャ by She is」を開催

渋谷キャスト スペース (施設屋内)では、 MHM(Menstrual Hygiene Management:月経衛生対処)の課題解決に取り組む一般社団法人ニュービーによるワークショップや、 トークセッション、 展示を開催。 女性にとって、 生理のときは明るい色のボトムスは避けたり、 汚れを落としやすい素材のショーツを選んだり、 痛みを和らげるために身体をしめつけない服を選んだりと、 ファッションと生理は切り離せない問題です。 生理中は自分らしいファッションができず、 気持ちが落ち込む人もいるだろう。 当事者の方はもちろん、 当事者のパートナーや友人・家族・同僚をもつという意味では、 ジェンダーや生理の有無を問わず、 すべての人にとって実は身近で大切なトピックに、 マーケット企画とあわせてカジュアルな雰囲気のなか触れられる機会となることを期待している。

リーマーケットは「不要なモノを売る」から「良いモノを引き継ぐ」へ。 新企画には「KISS, TOKYO」「SHIBUYA FAMILY SALE」も出展。

2020年11月にスタートした「SHIBUYA SLOW STREAM」は、 慌ただしい渋谷の中心部から少し離れ、 ゆっくりと流れる時間を過ごしながら新しい出会いを楽しむ、 コロナ禍でも安心して楽しめる屋外イベント。 渋谷ストリームの広場から並木橋までのリバーストリートに軒を連ねるマーケットには、 アパレル、 ジュエリー、 革小物・革靴、 ファッションや生活雑貨など総勢約25組が出店。

通常のSHIBUYA SLOW STREAMのマーケットに加えて、 今回は「良いモノを引き継ぐ」ための新企画「Take Over Market(テイクオーバー・マーケット)」が登場。 人気ブランドのアパレルやファッション雑貨のデッドストック品や試作品など、 一般的な流通ではお届けすることは難しくとも価値ある商品の数々が販売され、 プロのスタイリストがその場でお一人ずつセレクトする企画。 (※渋谷デザイナーズマーケットでも一部出店予定)

Take Over Marketでは、 東京を愛する気持ちを表現する「KISS, TOKYO」の、 2020年末に完成したロゴオブジェベンチのほど近くで開店する限定ショップや、 過剰在庫と廃棄の問題などファッション業界における需要と供給のサステナブルな関係を見つける「SHIBUYA FAMILY SALE by SHIBUYA HARAJUKU FASHION FESTIVAL」など、 今注目のプロジェクトの出店を予定し。

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