小池都知事が虚偽報告問題の火消しにやっき 須藤慎一郎氏「普通のやり方ではない」

再び炎上の小池都知事

ジャーナリストの須田慎一郎氏が9日、TBS系のワイドショー「ゴゴスマ」で小池百合子都知事の〝虚偽報告問題〟を批判した。

1都3県の知事が足並みをそろえて政府に緊急事態宣言の再延長を要請した際、神奈川県の黒岩知事の知らぬところで、小池氏がほかの2知事に「黒岩知事も賛成している」と吹聴。黒岩知事は不快感をあらわにしていた。

小池氏は「ちょっと先走ってしまって、ごめんなさい」と一旦は謝罪。ところが、8日になって「準備段階の中ではいろいろある。その中で信義則は守っていきたい」と、暴露した黒岩知事に矛先を向け始めた。森田知事には「直接連絡していない」とも主張しており、火消しを急いでいる印象だ。

須藤氏は小池氏の姿勢に「信義則は守ってないんだろうと私は思いますね。森田知事に直接連絡をしたか、していないかは何ら問題ではない」とバッサリ。

続けて「東京都が『黒岩知事が賛成している』と伝えたのが問題。これは全然、普通のやり方ではありませんよ。なにか3県が東京都に従わなければならないような状況は、どっから考えてもおかしい」と切り捨てた。

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