広島・島内が阪神ドラ1・佐藤輝斬りでアピール「自分の全力を出そうと思って投げた」

7回、空振り三振に倒れた佐藤輝

広島・島内颯太郎投手(24)が〝佐藤輝斬り〟でアピールに成功した。9日の阪神とのオープン戦(甲子園)で7回のマウンドに上がると、一死走者なしから阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(21=近大)と初対決。150キロ超えの直球を連発して追い込み、最後はフォークで空振り三振を奪った。

その後に迎えた二死一、二塁のピンチも乗り切り無失点で終えた右腕は「(佐藤は)いい打者なのは分かっていたので、今出せる自分の全力を出そうと思って投げた。今日に関してはいい投球ができたかなと思う」と手応え。佐々岡監督も「打てるもんなら、というくらい腕を振っていた。あれくらいの気持ちで投げてくれたら」と高く評価した。

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