侍ジャパン、東京五輪1次候補185人提出 稲葉監督「可能性ある選手は全てリストに」

侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:荒川祐史】

2月のキャンプでは各球団を視察、意欲見せる田中将には「ありがたい」

野球日本代表「侍ジャパン」は9日、7月開幕予定の東京五輪に出場する選手の1次ロースター185人をJOC(日本オリンピック委員会)に提出したと発表した。稲葉篤紀は「出場の可能性がある選手は全てリストに入れました。今後、プロ野球の公式戦の視察やスタッフミーティングを行い、最終ロースターの選手24名を決めていきます」とのコメントを発表した。

稲葉監督は2月、建山義紀投手コーチや井端弘和内野守備走塁コーチらと各球団のキャンプを視察。主力選手の状態を確認しつつ、期待の若手にも目を光らせていた。

8年ぶりに楽天に復帰した田中将大投手は代表入りに意欲を見せており、注目が集まる。稲葉監督も視察時に「ジャパンにとってはありがたい。熱い気持ちを出してもらえると、他の選手もそういう気持ちになる。近々(田中と)連絡とって、コミュニケーションを取りながら徐々に進めていきたい」と語っていた。(Full-Count編集部)

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