カンニング竹山「被災地は今がチャンス。街がさらに発展するには“産業”が必要」

ABEMAが、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

**■選択的夫婦別姓をめぐる自民党の議論にカンニング竹山が苦言 **

「“変わろう”とする意識がないと日本は永遠に変わることはできない」

2021年3月8日(月)夜9時からの放送では、この日が国際女性デーということから日本のジェンダー問題についてフォーカス。選択的夫婦別姓制度をめぐる議論を展開した。

日本のジェンダー問題について、番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「現代社会では、男女平等の考えのもと、女性の活躍を推進する動きがすでにある。選択的夫婦別姓についても、それぞれの意見を認めることで問題解決に繋がるのでは」と発言。

また、選択的夫婦別姓制度について四半世紀が経ってもなお進まぬ議論に竹山は「正直、この問題はジェンダー問題が根底にあると思う。切り離して考えるのは無理だと思うし、夫婦別姓に反対している人たちの意見は今後も変わらないと思う。でも、それはズレた考え方」と指摘。さらに、政府が2025年までに国政選挙の女性候補者割合を35%にする目標を掲げていることについて竹山は「女性議員を増やそうとしているが、そもそも立候補する人がいない。立候補しない理由に、男社会の中で女性議員の生きづらさを感じてしまっているからではないのか。そこを変えない限り女性議員は増えない」と自身の考えを述べた上で「“変わろう”とする意識がないと日本は永遠に変わることはできないと思う」と苦言を呈した。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

**■『アベプラ』で1週間にわたり「3.11から10年」を特集、月曜は「復興予算の使い道」について考える **

竹山「被災地は今がチャンス。街がさらに発展するには“産業”が必要」

また、2021年3月11日(木)で東日本大震災から10年を迎えるのに際して、番組では1週間にわたって「3.11から10年」と題したシリーズを展開する。月曜の放送では、復興予算をめぐる問題に注目。被災地の人口が減少する中での大規模なインフラ整備や、被災地以外の防災工事・改修への復興予算流用問題など、復興予算の使い道について議論した。

番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「元に姿に戻すのが復興なのか、より発展させることが復興なのか、人によって復興の定義は違う。また、町によって状況が違うので一辺倒に予算の使い道を考えるのは危険だと思う」と述べた。

また、レギュラーコメンテーターで制度アナリストの宇佐美典也は「この10年で被災地には、再生可能エネルギーや自動運転などの研究拠点ができて世界的にも注目を集めている。新しい技術が花開けば、福島だけでなく日本全体が盛り上がる。ようやく芽が出てきたところで予算カットしてしまうのは良くない。芽をどう育てるかが重要」と示唆した。これに対し、竹山も「被災地は今がチャンスの時期」と切り出し、「街がようやく整備されてきた中、発展するには“自立”する必要がある。そのためには産業を持ってくることが大事。若者も含めて、人が外から来て働けるような環境づくりが大事だと思う」と持論を展開。

これに宇佐美も賛同し、「農業や漁業は大チャンスだと思う。地元の産業でも変革が起きているというポジティブな面を伝えていく必要がある」と語った。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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