東京五輪代表・丹羽孝希、ブラジル代表に苦杯<卓球 WTTスターコンテンダードーハ>

<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>

WTTスターコンテンダードーハの男子シングルス2回戦(ラウンド32)に丹羽孝希(スヴェンソン・世界ランキング17位)が登場し、グスターボ・ツボイ(ブラジル・同36位)にゲームカウント0-3で敗れた。

丹羽vsツボイのサウスポー対決

写真:丹羽孝希(スヴェンソン)/提供:ittfworld

今大会は丹羽にとっては2020年11月のITTFファイナル以来の国際大会となった。東京五輪代表にも内定している丹羽は、早い打点での攻撃を得意とし、時折見せるファンタスティックなプレーに国内外問わずファンも多い。しかし、全日本選手権ではベスト8、Tリーグサードシーズンでは9勝8敗と、丹羽にとっては少し物足りない結果が続いていた。

写真:グスターボ・ツボイ(ブラジル)/提供:ittfworld

対するツボイは、世界選手権に何度も出場し、ウーゴ・カルデラノとともにブラジル代表チームを引っ張るサウスポーだ。左利きの特徴を活かし、ダブルスではパンアメリカン大会優勝などの実績を誇る。35歳のベテランが丹羽との試合に臨んだ。

波に乗れない丹羽

丹羽に対して、ツボイはロングサービスから威力のあるドライブを叩きこんでいく。台上で丹羽が揺さぶる前に、大きな展開に持ち込むツボイの戦術に、丹羽はなかなか得点を奪えない。

丹羽は、2ゲーム連続4点と打開策が見つからないまま、ゲームカウント0-2に追い込まれた。

丹羽は第3ゲーム、1-4とビハインドでタイムアウトを取り、流れを変えようと試みるが、それも上手くいかず。ゲームカウント0-3で敗れ、2回戦で姿を消した。

男子シングルス2回戦

丹羽孝希 0-3 〇グスターボ・ツボイ(ブラジル)
4-11/4-11/5-11

文:ラリーズ編集部

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