森薗、2回戦敗退 張本への挑戦権得られず<卓球・WTTスターコンテンダードーハ>

森薗政崇(BOBSON)/提供:ittfworld

<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>

9日、卓球の新国際大会WTTのスターコンテンダードーハの男子シングルス決勝トーナメント2回戦(ラウンド32)で、森薗政崇(BOBSON、世界ランク48位)がアルナ(ナイジェリア、同21位)にゲームカウント1-3で敗れた。

リオ五輪シングルスベスト8のアフリカの雄に対し、森薗はテクニックと戦術で対抗するも、アルナのパワーを止めきれなかった。

勝利したアルナは次戦、10日に行われる3回戦(ラウンド16)で第1シードの張本智和(スターツ、同5位)と対戦する。

森薗、アフリカ王者のアルナに敗れる

写真:クアドリ・アルナ(ナイジェリア)/提供:ittfworld

第1ゲームを6-11で落とした森薗は第2ゲーム、回転量の多いフォアハンドドライブでアルナのオーバーミスを誘いリードする。ところがここからアルナが勝負強さを見せる。7-6と追い上げられた森薗はタイムアウトを取るも、アルナの勢いを止められず第2ゲームも落としてしまう。

0-2と後の無くなった森薗は第3ゲーム、得意のチキータなどで前半からリードを広げ11-1で取り返す。

ところが第4ゲームは、森薗のレシーブが甘くなったところを、アルナがパワー溢れるフォアドライブで打ち抜く展開が多く、森薗の2回戦敗退が決まった。

WTTスターコンテンダー決勝ラウンド 男子シングルス2回戦

森薗政崇(BOBSON)/提供:ittfworld
森薗政崇(BOBSON) 1-3 ◯アルナ(ナイジェリア)
6-11/9-11/11-1/7-11

文:ラリーズ編集部

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