【新日本】後藤がNJC2回戦で激突の鷹木と火花 「Gо tо トラブル? ふざけんのもいい加減にしろ」

後藤(右)は鷹木にエルボーを見舞った

新日本プロレス9日の岡山大会で、「NEW JAPAN CUP」2回戦(13日、名古屋)で激突する後藤洋央紀(41)と鷹木信悟(38)が火花を散らした。

後藤はこの日、6人タッグ戦で鷹木と激突。先発を買って出ると、開始早々から鷹木と強烈なエルボー合戦を展開し対抗心をむき出しにする。

終盤には鷹木に村正を発射し、一歩も引かないラリアート合戦を繰り広げた。さらに両軍入り乱れての攻防から鷹木にラリアートを決めLIJを分断した後藤は、BUSHIにGTR(変型首砕き)を発射。3カウントを奪い、試合後のリング上で鷹木とにらみ合った。

2回戦での激突が決まって以降、鷹木からは「お前も今から俺に負ける理由言っとけよ。緊急事態宣言が延長されてるんだから『GоToトラベル』も使えない。ということは『後藤のトラブル』も使えないってことだよ」などと我々凡人には難解すぎるドラゴンジョークで挑発を受けてきた。

これに対し後藤は「何が〝GоTоトラブル〟だ。ふざけんのもいい加減にしろよ。どんな四角い問題も、どんな大きなトラブルも、この俺が丸く収めてやるよ」と応戦。熱望していたオカダ・カズチカ(33)との2回戦はかなわなかったが「俺の気持ちは、もう名古屋に向いてるから。こう見えて、切り替えは早い方なんだよ」とモチベーションの高さをアピールしていた。

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