岡本健一「文部科学大臣賞受賞」で期待されるHey!Say!JUMP圭人との親子共演

文部科学大臣賞・演劇部門を受賞した岡本

俳優の岡本健一(51)が9日、令和2年度の第71回芸術選奨贈呈式に出席。舞台「リチャード二世」の演技で文部科学大臣賞を受賞した。

同賞は、芸術各分野において優れた成績を収めた者に贈られるもので、岡本は壇上で萩生田光一文科相から賞状を受け取った。

「リチャード二世」は昨年10月、新型コロナウイルス感染対策を行ったうえで新国立劇場で上演。岡本は「上演できるのは、皆で感染対策をきっちりして、日常を大切に生きていくことで、克服できるんだなと」と振り返った。

さらに「舞台を作ったりする時、カンパニーを信じて。楽しい思いは正直、創作をしている間にはない。肉体を作ったり、精神を使ったり。役柄によっては戦争のものを扱ったり、心を病んでいる人を演じたり…」などと、演劇にかける並々ならぬ思いを語った。

元男闘呼組の岡本は、メンバーの中で唯一、今もジャニーズ事務所に所属。息子の岡本圭人は、Hey!Say!JUMPのメンバーで、親子でジャニーズに所属している。

圭人は2018年に米国の2年制演劇学校アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ・ニューヨーク校に留学。グループおよび芸能活動を休止し、昨年8月に同校を卒業した。

「留学先の学校は数々の大物俳優、女優を輩出した名門校。卒業後は、現地で演技などの修行を行っていた。本場での演技力や雰囲気などを学び、俳優としての実力は一層増している」(芸能プロ関係者)

圭人の帰国時期は不明だが、戻ってきた際には親子での舞台共演があるかもしれない。

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