一軍合流の鷹・デスパイネが開幕スタメンに意欲「もちろん、そのつもり」

一軍に合流したデスパイネ

ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(34)が9日、チームに合流した。キューバからの再来日後、2週間の自宅待機期間を経て、この日から一軍練習に参加。巨人とのオープン戦(ペイペイ)前にはフリー打撃で快音を連発した。「バイクをこいだり、ウエートをやったり、自宅でできることをやってきた。体は問題ない」と胸を張り、開幕スタメンへの意気込みを問われると「もちろん、そのつもり」と腕をぶした。

工藤監督は本人の心意気に触れ「それはうれしい」としつつも「それまでの調整がある。ちょっと段階を踏んでほしい。そういう話はしている。『俺はもう大丈夫』と言ってるんだけどね。『大丈夫』と結構言うんで『ちょっと待て』と言った」と慎重に制したという。「でも、ああやって言ってくれるのはうれしい」と喜び、助っ人のやる気を大歓迎していた。

なお、デスパイネより先に一軍合流しているグラシアルは16日DeNA戦(ペイペイ)からオープン戦に出場する見込み。キューバの助っ人砲たちが開幕に向けて着実に仕上げていく。

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