【ゼロワン】再びプロレスの力を見せる!27日「奉納プロレス」に20団体50選手が集結

奉納プロレスには多くの観衆が集まる

ゼロワン恒例の「奉納プロレス」(27日、東京・靖国神社)が団体の垣根を越えた一大イベントとして行われることが分かった。大会名は「プロレスオールスター 大チャリティー祭り」で、全日本プロレスやノアなど20団体50選手が集結し、入場無料で開催される。東日本大震災から10年、再びマット界が総力を結集する。

プロレス界の春の到来を告げるゼロワン靖国大会。19回目となる今回は、新型コロナウイルス禍で奮闘する医療従事者の支援を目的とし、東日本大震災から10年の節目として、大谷晋二郎(48)が続けてきたチャリティー活動の集大成にしようと準備を進めてきた。

各団体にも協力を呼び掛けた結果、多くの賛同を得ることに成功。関係者によると、これまで全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・諏訪魔(44)やノアのエース・清宮海斗(24)をはじめ、「ストロングハーツ」の“カリスマ”CIMA(43)、女性グループ「SPEED」元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員(37)の長男・礼夢(16)らの出場が内定したという。女子ではアジャ・コング(50)、ダンプ松本(60)、ジャガー横田(59)らのレジェンドが一堂に会する。「仮面ライダーゼロワン」と「仮面ライダーセイバー」も来場予定だ。

ゼロワンの神尊仁社長(49)は「多くの団体が趣旨にご賛同いただき感謝しています。私もこの業界に長くいて、どんな時でもプロレスからメッセージを届けられると信じています。緊急事態宣言明けにプロレスの力で元気を届けたいと思っています」と語った。

同大会は入場無料イベントとして開催されるが、500円以上の募金をお願いするという。2011年と12年に行われた東京スポーツ新聞社主催の東日本大震災復興支援チャリティー大会「ALL TOGETHER」は新日本プロレス、全日本、ノアの3団体が震災直後の日本に勇気と希望を与えた。再びプロレスの力を見せられるか注目だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社