【JAF九州】こんなことがありました!クルマと災害

大雨・大雪時のJAFロードサービスエピソード

2021年3月10日
一般社団法人 日本自動車連盟 福岡支部

九州広報2020-7526
2021年3月10日

大雨・大雪時のJAFロードサービスエピソード こんなことがありました!クルマと災害

一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)九州本部(本部長 金野 誠)は、2020年度に九州管内で発生した大雨による冠水や積雪時のロードサービス現場エピソードをまとめ、クルマの防災を今一度広く呼びかけています。

大雨・集中豪雨時の水没車両に関するロードサービス救援エピソード
・作業しようとするとバッテリーや電気系統が水没したため電子キーが作動しなくなり、ドアが開かないことがある。鍵穴にも泥水が侵入しカギも使うことができないケースが多かった。
・以前はクルマを押して邪魔にならないところへ移動させていたが、最近は電気系統水没によりオートマチックのシフトや電子パーキングブレーキが動かなくなり、押して動かすこともできなくなってしまうため、作業が大変。
・水が引いて乾いたあとも、細かい泥の粉塵が舞うので掃除するだけでも大変。

大雪時のタイヤチェーンに関するロードサービス救援エピソード
・お客さまが長年使っていなかったゴム製チェーンを使おうとしたら硬化していて、取り付けに苦労した・切れてしまったなどのケースがあった。JAFでも切れたタイヤチェーンの応急処置はできかねますのでご注意ください。
・チェーンを駆動輪ではないタイヤにつけているケースもあった。自分のクルマの駆動輪はどれか確認しておきましょう。
・チェーンは取り付けていたが、運転が怖かったので路肩に駐車して車を離れていたところ、チェーンを盗まれた、という救援要請があった。

大雨時や降雪時は上記のような思いもつかないトラブルが発生することがあります。
JAF九州本部では今後も荒天時の不要不急の運転は避け、余裕を持った運転や事前準備を心掛けていただくよう注意喚起してまいります。

JAFでは、水没・雪道に関する実験を行い、映像および資料にて広く公開しています。
※<JAFユーザーテスト>で検索
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test

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