レッドブルF1でリザーブを務めるアルボン、2021年はほぼ全戦に帯同「代役を務める準備はできている」

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 レッドブル・ホンダのリザーブドライバーを務めるアレクサンダー・アルボンは、2022年にF1のグリッドに復帰することを目論んでいるが、その前に長引く新型コロナウイルスの流行が、戦線に戻るチャンスにつながる可能性があると述べている。

 今シーズン、アルボンはセルジオ・ペレスと交代させられ、チームのリザーブドライバーに起用されている。アルボンはすでに2022年にレギュラードライバーとして復帰することに狙いをつけているが、それはレッドブルかアルファタウリ、もしくはレッドブルファミリー以外のチームになる可能性もある。

 しかし今年のアルボンは控えの立場におり、必要とされればレースに出場できるように準備を整えることになる。

「フライアウェイもヨーロッパのレースも、ほぼすべてのレースに帯同することになる。シミュレーターでトラックサイドのサポートも多く行うし、ただその場で待機することも含まれる」とアルボンはシルバーストンで開催されたレッドブルのフィルミングデーで語った。

「もちろんコロナウイルスのことがあるから、ある場面では安全策を取らなければならない。だから僕はここにいるんだ。体力を整えてあるし、必要となれば誰の代役も務める準備はできている」

シルバーストンで行われたフィルミングデーにおいて、2019年型マシン『RB15』をドライブしたアレクサンダー・アルボン

 シルバーストンでは、レッドブルは2021年型マシン『RB16B』のシェイクダウンをマックス・フェルスタッペンとペレスに託した。しかしアルボンはすでにRB16Bの開発プロセスに貢献している。

「RB16Bはある意味僕の冬のプロジェクトのようなもので、シミュレーターで多くの作業を行ったよ」とアルボンは説明した。

「もちろん昨年のマシンは問題を抱えていたから、それを解決し、今年は確実に全力で戦えるようにしているところだ」

「僕たちがしてきた多くのことをマシンに反映させることができているのは良いことだ。僕たちのハードワークが報われていることが示されている」

 アルボンはレッドブルでの任務とともに、DTMドイツ・ツーリングカー選手権にも限られたレース数ではあるが参戦する。アルボンは、スーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍したニック・キャシディとともに、アルファタウリカラーのフェラーリ488 GT3を駆ることになる。DTMは全8ラウンドで構成される予定で、6月19日にイタリアのモンツァで2021年シーズンが開幕する。

アルファタウリカラーに彩られDTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦するAFコルセのフェラーリ488 GT3。アルボンとキャシディが乗り込む。