「福原愛ゲーム」不倫騒動で暴騰? 転売ヤー参戦の動き

福原愛さん

不倫騒動に揺れる卓球女子2大会五輪メダリストの福原愛さん(32)に〝高い価値〟が付きそうだ。

といってもゲームの話。福原さんはPS2ソフトの「福原愛の卓球一直線」「いくぜ! 温泉卓球!!」の2本に登場している。どちらも発売から約20年が経っているが、騒動もあり、ゲームマニアの間で注目度が上がっているというのだ。

ゲームマニアは「有名人に何かがあると過去にかかわったゲームにスポットが当たることがよくあります。舛添要一さんもそうでした。福原さんもスキャンダルがあったから話題になっています」と指摘する。

舛添氏は東京都知事時代に公私混同問題で辞任。連日、ニュースを騒がせた。その影響で舛添氏が監修したファミコンソフト「舛添要一 朝までファミコン」が当時、ネットニュースで取り上げられるなど話題に。現在、このソフトは大手通販サイトで6000円以上となっている。

ほかにも最近では薬物事件で逮捕されたピエール瀧がモデルとして登場してたPS4「ジャッジアイズ:死神の遺言」が注目された。メーカーは代役で3Dモデルと音声を差し替えたものを発売。瀧が登場するものは〝ピエール版〟として区別され、一定の需要がある。

福原さんの登場するゲームも徐々にネット通販サイトから姿を消しつつある。直近では「福原愛の卓球一直線」がフリマアプリで1000円弱で取り引き成立していたが、大手通販サイトでは品切れ。「いくぜ! 温泉卓球!!」も1000円以下だが、やはり減りつつある。

「昨年、DSソフトの高騰ブームがあって、数百円で買えたものが短期間で1万円を超えたケースもありました。こういう場合、ゲーム内容が面白いかは関係ありません。需要があって、流通量が少ないと高騰します」(ゲームマニア)

ゲームコレクターだけでなく、なんとなく興味を持った人に、安く買って高く売ろうとする転売ヤーも入り乱れるため予測のつかない価格がつくこともあるという。

もちろん高騰しない可能性もありうるので購入は自己責任だ。

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