【RIZIN】浜崎朱加 初のメインで浅倉カンナ迎撃「KOや一本でフィニッシュする」

意気込みを示した浜崎(C)RIZIN FF

格闘技イベント「RIZIN・27」(21日、愛知・日本ガイシホール)のメインで浅倉カンナ(23)と対戦するRIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(38)が、初のメインイベンターとしての決意を語った。

昨年大みそかに元レスリング世界女王の山本美憂との同王座決定戦に勝利し、ベルトを奪取。初防衛戦に向けて10日にオンラインで練習を公開し、スパーリングでは軽快な動きを確認した。

2018年大みそかの同王座決定戦で勝利して以来の対戦となる浅倉については「全然余裕はない。リベンジを狙ってくると思うし、ベルトがかかっているんで必死な気持ちで来ると思う」と警戒感を持ちつつ「油断せずに自分のできることをしっかりやって勝てればいいなと思っています」と自信をのぞかせた。

メインで女子の試合が組まれるのは18年7月の浅倉対RENA以来で、大役を任された浜崎は「KOや一本でフィニッシュする姿を見せられたら。(堀口恭司や朝倉兄弟など)トップ選手に比べたら全然追いつけていないと思うが、その選手に負けないくらいの試合がしたい。競技人口も増えてきているので夢を与えられるように、メインとしてふさわしい試合を見せたい」と強い決意を口にした。

また、恒例となった試合後の「自分へのご褒美」については「犬と一緒にいけるキャンプ」と即答。以前に自身のユーチューブ企画で堀口らと行ったことがきっかけで楽しさに目覚めたという。その際には「考え方とかすごくポジティブだった。いいエネルギーをもらった」と堀口からトップファイターの心得も吸収。体も心も整え決戦に向かう。

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