蓮舫氏が双子の子育て苦労話を初披露「一度、叩いたら泣き止んだ。クセになりそうで自分が怖かった」

子育て秘話を披露した蓮舫氏

立憲民主党の蓮舫氏(53)が10日、国会内で行われた「超党派ママパパ議員連盟第14回総会」(自民党・野田聖子会長)に出席した。

この日の議題は「多胎ママパパ1000人会議」。多胎育児当事者の蓮舫氏を始め、立憲民主党の枝野幸男代表、公明党の高瀬弘美氏、自民党の中曽根康隆氏、立民の黒岩宇洋氏らが双子の子育ての苦労話を披露した。

長男で男性アイドルグループ「VOYZ BOY」のメンバー・村田琳(23)と長女の双子を育てた蓮舫は、当時の育児をこう振り返った。

「2人が小さい時にきつかったことは、寝れなかった。育児はミルクをやったり、おしめをかえたり24時間ずっとやる。寝たかったことしか憶えていません」

双子用バギーは10キロを超える。双子を散歩に連れて行くのにも一苦労だったと明かす。

「当時はバリアフリーが整っていなかったことで、電車やバスに乗せることが一人でできませんでした。(双子を)おんぶに抱っこです。体に負担がかかり、精神が病んでいきました」と振り返り、自身の恐怖体験をこう告白した。

「(双子が)泣いた時です。一度、叩いたら泣き止んだことがあった。クセになりそうで、自分が本当に怖くなりました」

成人して育児にひと段落をつけた蓮舫氏は現在の心境について「娘と息子から私は、幸せしかもらっていません。最新ファッションやICT技術、携帯電話の使い方を教えてもらっています。育児は楽しいという想いをみなさんと共有したい」と語った。

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