山崎育三郎&升毅が「イチケイのカラス」で検察官に

山崎育三郎と升毅が、フジテレビ系で4月5日スタートの連続ドラマ「イチケイのカラス」(月曜午後9:00)に、検察官役でレギュラー出演することが分かった。

本作は、浅見理都氏による同名コミックが原作。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)の刑事裁判官である型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹野内豊)と、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍をコミカルかつビターに描く、爽快なリーガル・エンターテインメント。

山崎が演じるのは、正義感の強いクールな中堅検事・井出伊織。特捜部に声を掛けられるほど優秀で、このほど自由奔放なみちおのお目付け役としてイチケイに異動してきた。異動して早々、みちおの行動に戸惑い、仰天し振り回されることになるが、裁判所主導の現場検証に立ち会ったり、法廷での言動を見聞きしたりするうちに、みちおの裁判官としての確固たる信念に気付き、一目置くようになる。

山崎は「台本を読み終わった後の爽快感が印象的でした。井出の検事としての葛藤や、イチケイの皆さんとの関係性の中で生まれる絆がとても魅力的に描かれていると思います。井出は冒頭陳述などで事件の概要を説明していく役割でもあるので、セリフ量の多いシーンでもテンポのよさを意識しながら演じています」と報告。

また、「今回、コンビのような間柄である升さんですが、お互い野球好きということもあって、撮影の合間はずっと野球の話をしています(笑)。みちお役の竹野内さんはいつも穏やかな雰囲気で、座長として周りのことをよく見てくださっているのですごく信頼しています。今までになかった刑事裁判官をメインとした作品で、笑いあり、涙あり、家族みんなで楽しめるような内容になっています。1週間の始まりである月曜の夜にぜひ楽しんでご覧いただきたいです」とアピール。

一方、升が扮(ふん)するのは、井出の上司で主任検事の城島怜治。井出とは息の合った名コンビで、イチケイで扱う刑事事件の裁判を数多く担当している。マイペースなみちおの行動を問題視しており、破天荒な言動にうんざりしながらも現場検証には毎回真面目に付き合っている。イチケイの部長・駒沢義男(小日向文世)とは司法修習時代の同期でライバル視している。

升は「裁判については一般的な知識しかなかったのですが、台本を読んでいて、新しい知識が分かりやすく、テンポよく入ってくるので面白いと思いました。“被告人に判決を下す裁判官もまた、人間なんだ”という気付きもありましたね。裁判官と検察官は、本来なら一線を画す存在ではあるのですが、現場ではみんなとても仲良く、一つのチームのような雰囲気で撮影しています」と明かしつつ、「竹野内さんは常に自然体で唯一無二の存在感ですし、黒木さんはとても気さくで気立てのいい女性です。山崎さんもクールで優秀な検事である井出にぴったりはまっています。“裁判劇”と聞くと堅苦しいイメージやサスペンスを想像されると思うのですが、このドラマはコメディー要素とシリアスな部分のメリハリがついています」と見どころを語っている。

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