イモトアヤコが中国語講座、太田光&森川葵は“つぶやき英語”。2021年度NHK語学番組の出演者が発表!

2021年度NHK語学番組の出演者が発表され、イモトアヤコ、満島真之介、爆笑問題の太田光と森川葵、BOYS AND MENの本田剛文と竹内將人、鈴木福がそれぞれ出演する。

NHK初レギュラーとなるイモトは、Eテレ「テレビで中国語」(火曜午後10:55)の生徒役を務める。番組では、イモトが1年間中国語を学び成長する姿をドキュメント。学習者である視聴者が、応援したり励まされたりしながら、一緒に勉強を続けるパートナーであることを目指す。「恋する危ないふたり」と題したパンダなのに孫悟空という熊悟空と謎の美少女、詩ちゃんとの先の見えないアニメ物語で中国語を学び、週替わりで登場する新コーナーも語学番組の常識を越えた、楽しみながら勉強ができるメニューとなっている。

イモトは「職業柄、海外に行くことが多く中国には10回ほど渡航してます。そのたびに思うのが、あまりにも言葉が分からず、トイレに行くにもお水を買うに も毎回苦労しています。同じアジアなのに私にとっては未知の言語であり、なかなか学ぶチャンスがないと感じておりました。そして行く度に思うのが、中国の方のついつい笑ってしまうチャーミングさや、時たま私怒られている?(笑)といった状況。そんな時に少しでも言葉を使いコミュニケーションがとれれば、一緒に楽しい時間や文化を学べ、気持ちを伝えられるのではないかと張り切っております。まず『トイレはどこですか?』。私が海外で一番使う言葉、マスターしたいと思います」と海外での経験を伝えながら、意気込みを語っている。

満島は2年連続で、Eテレ「テレビでハングル講座」(水曜午後10:55)に出演。「目指すは韓国の映画、ドラマへの出演」を明言する満島が、入門から応用までハングルを多彩に学ぶ。K-POPや栗原はるみのコーナーも必見だ。

「まさか! まさか!でしたが、昨年度に引き続き今年度も、皆さんと一緒にハングルを学べることをとてもうれしく思っています。さらにパワーアップした姿を期待していてください」と成長を誓う満島は、「楽しく学び、コツコツ一歩ずつ前進することは、人生をより豊かにします。より輝く未来を願い、1年間笑顔で楽しく学んでいきましょう」と呼びかける。

そして「今年こそは、現地で自分の力試しをしたいですね。この『ハングル講座』でつけた力で、いつの日か韓国映画やドラマで縦横無尽に活躍したい。そんな大きい夢をかなえるために、しっかり勉強に励んでいきたいと思います」と気合十分で、「今年度は、初めてハングルに触れる方も、よりレベルアップしたい方も、どちらも楽しんで学べる番組になると思います。楽しみに待っていてくださいね」とメッセージを寄せる。

また、太田が出演するEテレ「世界にいいね!つぶやき英語」が、「太田光のつぶやき英語」(木曜午後10:55)にタイトルを変更。新たなMCとしても森川も参加し、世界的なニュースや旬な話題に、世界の人たちはどんな思いを抱いているのか、SNSへ投稿される“つぶやき”を読み解きながら、新しい世界を見つめていく。

太田は「『SNSの投稿を英語で読み解くと、普段のニュースでは見えてこない、世界のいろいろな情報を知ることができる』と、去年1年間、番組を担当して実感しました。『Black Lives Matter』運動、ミャンマー軍事クーデターへの抗議活動などの現地からの生々しいつぶやきは、今も忘れられません。毎回、一つのつぶやきから、いろいろなことを考えさせられます」とこれまでの番組を振り返り、「今年も引き続き、新しい発見を楽しみながら、多少英語も上達するといいなあと思っています。もしかすると、森川さんの英語に対する熱意に影響をうけて、すごく英語が上達してしまうかもしれませんね(笑)」と期待する。

森川は「SNSは真っ先に世界のリアルな情報を受け取ることのできる場だと感じます。そんなSNSを使っての英語学習はとても現代的で、かつ世界事情も知ることのできる効率のいい学習方法だとハッとさせられました。まさに一石二鳥。私自身もSNSを使用しているので、学んだことを生かして世界に発信していけたらと思います。いずれ太田さんをアッと言わせるほど英語力を伸ばしてみせます! maybe…頑張るぞ!」と意欲を燃やす。

さらに、毎回世界各地の1カ所を取り上げ、小学校で学ぶ基礎的な英語フレーズ(=「キソ英語」)を使って外国の人々とつながる、小学5・6年生向けの新番組、Eテレ「キソ英語を学んでみたら世界とつながった。」(土曜午後6:50)に本田と竹内が出演。英語が苦手で勉強中のTaka(本田)と、英語が得意なMasa(竹内)。2人が、ビデオ通話で、世界の国々の家族や子どもたちと会話をしながら、現地の人々のリアルな暮らしや習慣、学校生活などについて、日本との比較も交えつつ、クイズや映像で紹介していく。

本田は「小学生の皆さんは、英語が好きですか? しゃべれたらカッコいいけど難しいって思っていませんか? 僕もずっと『外国の人とコミュ ニケーションできたら刺激的だろうなあ、でも難しいよなあ』と感じてきました。でもそれはもったいない思い違い。この番組では、小学校で学ぶ基礎的な英語表現で実際に世界中の人と会話をしていきます。難しいフレーズを使わなくても、キソ英語で驚くほど会話は弾み、世界がグッと近くなるということを感じていただけるはずです。 皆さんも一緒に、世界とつながる第一歩を踏み出しませんか? きっと楽しいですよ!」と呼びかけ、竹内は「なかなか海外に出られないこんな時だからこそ、いろんなことを学び、視野を広げたいですよね。『あの国へ行ってみたいなぁ』『あの伝統料理を食べてみたいなぁ』『あの景色を見たいなぁ』などと想像を巡らせながら番組を楽しんでいただけるとうれしいです」と話している。

そして、ラジオ第2でスタートする、中・高生向けのオールイングリッシュで学ぶ実践的な語学番組「中高生の基礎英語 ㏌ English」(月~金曜午前6:30)には、新・高校2年生の鈴木が生徒役で登場。毎週一つのテーマについて学び、最後は英語での意見交換に挑戦。間違いを恐れずに言葉を発して、英語で伝え合う力を身につけることを目指していく。

鈴木は「これまで英語はすごく苦手で、今回のお話をいただいた時は、とても不安でした。でもこれをきっかけに英語がしゃべれるようになりたいと思い、とても楽しみにしています。英語が得意な方からしたらとてもお聞き苦しいかもしれませんが、一生懸命頑張って、しっかり話せるようになりたいです! そして、英語が苦手だったり、得意でない方は僕とともに、自分の意見を言えるように、一緒に頑張りましょう!!」と苦手克服に気合を入れている。

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