世界的ロックバンド「ＤＩＲ ＥＮ ＧＲＥＹ」が１０日、東京・江東区の「ＵＳＥＮ ＳＴＵＤＩＯ ＣＯＡＳＴ」でイベント「爆音上映会 『目黒鹿鳴館ＧＩＧ』 四日目」を開催。終了後のトークショーにはボーカル・京、ベース・Ｔｏｓｈｉｙａが登場した。
「爆音――」はＤＩＲが老舗ライブハウス「目黒鹿鳴館」で行った無観客ライブを上映し、ライブの迫力を巨大スクリーン＆爆音で堪能できるイベント。新型コロナウイルス感染防止のために、観客は着席形式で観賞した。さらにはマスク着用という普段のライブとは違う感覚だが、それぞれが自分のリズムで体を揺らすなど、十分に音を感じていた。
上映終了後のトークショーでは京とＴｏｓｈｉｙａが登場。つい先日には４月２８日に発売する３２枚目の新シングル「朧」の情報を発表したところ、京が「女性から生み落とされる」ようなシーンを模した衝撃的なジャケット写真が話題となった。
これに京は「前々から（ネタバレしないように）話していたけど、さわやかでしょ？」とにやり。「あと『めでたい』よね。何も間違ったことは言ってないよね？」とトークショーの司会者を煙に巻くと、会場からも笑いが起きた。
お互いの初対面の感想を聞かれると、京は「Ｔｏｓｈｉｙａは（当時はベースでなく）ギターで、ステージを暴れまくってたイメージ」。一方、Ｔｏｓｈｉｙａは「京は屈託のない笑顔をする人だなと思いました」と話した。
このイベント中には、５月６日にパリ公演以来となる、１年３か月ぶりの有観客ライブ「疎外」（東京ガーデンシアター）開催を発表。Ｔｏｓｈｉｙａは「ＤＩＲは動くことを決めました」と語った。
コロナ禍で活動停滞していたＤＩＲがいよいよ本格始動を宣言した。
