「ドンドン聞くべき」ソフトバンク・工藤監督が絶賛する“若手野手が学ぶべき選手”とは

川島(左)を迎える工藤監督

ソフトバンクの工藤監督が10日、巨人とのオープン戦(ペイペイ)で3打数3安打の活躍をしたベテラン・川島慶三内野手(37)を大絶賛した。

川島は対左投手にめっぽう強く、昨季は打率3割1分7厘、一昨季は打率3割9分6厘をマークしている。この日は2番・セカンドでスタメン出場し、いずれも左腕の今村、高梨から猛打賞を記録。さすがの左キラーぶりを発揮した。

工藤監督は「(小久保)ヘッドも褒めてましたよ。『たまに出て良く打てますね』って」と明かすと「僕は彼の配球だったりの読みが素晴らしいと思う。多分、分かっていると思うんですよ。変化球を打ったからバッテリーが次どう攻めてくるかとか。しっかりと準備をしてイメージをわかした段階で打席に入れば対応力も変わって来る。若い人のいい見本になるんじゃないかと思う」。

さらに若手に向けて「どうして川島君が打てるのか。確かに技術もあるでしょうけど、経験したことの読みがすごいわけじゃないですか。そういう人からいろいろ話を聞けば勉強になる。自分から積極的に動かないと教えてくれない。同じ現役の先輩でもあるし、ドンドン聞くべきだと思いますよ」とメッセージを発信していた。

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