J1横浜FCの下平隆宏監督(49)が、ベテランの元日本代表MF中村俊輔(42)の起用法について説明した。
10日の浦和戦で先発した俊輔は半袖でピッチに登場するなど元気いっぱい。守備的MFとして攻撃の組み立てに尽力し、守備でも精力的に走りまわるなど前半のみの出場となったが攻守でチームに貢献した。
指揮官は試合後に「攻撃のところではうまく舵を取ってくれて、相手の出方を見ながら、味方の立ち位置を変えながらやってくれている。今は後ろに落ちてもらって、彼の配球が有効と思っている」と現状を踏まえて今後の起用法を説明。魔法の左足で多彩な攻撃を演出するベテランが、チームの浮沈を左右しそうだ。