明るく前向きな経営方針で功績をおさめた「飲食業界の敏腕の社長・経営者」4名をご紹介!

より質の高い美味しい料理を楽しむことができる場を私たちに提供するため、日々企業努力が積み重ねている飲食業界。そのおかげで私たちは、飲食店にいつも幸せな気持ちや元気をもらっています。

そこには企業努力をはじめ、社長や経営者の方々の想いや取り組みが隠されているということは言うまでもありませんよね!

そこでここでは、飲食店で働くならこんな社長のいるところで働きたい!と思わせてくれるような、前向きで明るい経営方針により数々の功績をおさめてきた敏腕社長・経営者4名をご紹介します!

日本マクドナルド「サラL.カサノバ」さん

photo by 日本マクドナルドホールディングス株式会社

1971年に第一号店が誕生以来、今ではハンバーガーチェーンの最大手となった日本マクドナルドホールディングス株式会社。2013年より代表取締役社長兼CEOを務めるのがカナダ出身の「サラ・カサノバ」さんです。

サラさんが社長兼CEOに就任してからというもの、顧客満足度を過去最高レベルにまで引き上げ、全店売上高は創業以来最高の5,490億円を達成するという偉業を成し遂げました!

また、サラさんは業績回復のみならず、組織を団結させたことでも大きな功績を残しています。

きっかけはとある従業員スタッフからの「意思決定が遅く、本社が店舗を支援できていない」という一通のメール。社長である自身まで届けてくれたその声をしっかりとくみ取り、「Go!GEMBA(現場)」のスローガンを掲げ600名規模のスタッフ集会を開きます。それによりスタッフごと・店舗ごとの課題が全体に共有され、より組織が団結するに至ったのです。

さらに「お客さまの半分は女性であるため、経営にも女性視点が不可欠」とし、女性雇用にも力を入れています。女性比率はこの10年で店長が7%から24%へ、管理職は6%から18%にまで増え、大きな支持を集めています!

  • 氏名:サラL.カサノバ
  • 出身大学:マックマスター大学大学院経営修士
  • 役職:代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)
  • 職歴:
    マクドナルド カナダ
    マクドナルド マレーシア

代表挨拶 | IR情報 | McDonald’s

吉野家ホールディングス「河村泰貴(かわむらやすたか)」さん

photo by 株式会社吉野家ホールディングス

河村泰貴さんは、高校卒業後からはじめた吉野家アルバイトより現吉野家ホールディングス代表取締役社長にまで昇りつめた、異例の出世コースとなる経歴を持った社長です!

就任前にはグループ傘下の株式会社はなまるの取締役を務め、そこでの実績・功績が認められ株式会社吉野家ホールディングス取締役に就任したといわれています。

「我以外皆我師」を座右の銘に掲げ、常に人から学ぶ姿勢を忘れないこと。そして、現場での経験を生かしたアイデアを戦略を立てスピーディに実行することが成功の秘訣と語っています。アルバイトの経験があるからこそ従業員からの信頼も厚いことが、よく分かりますよね♪

  • 氏名:河村泰貴(かわむらやすたか)
  • 出身大学:広島皆実高校
  • 役職:代表取締役社長
  • 職歴:
    1993年4月 吉野家入社
    2007年7月 (株)はなまる代表取締役社長
    2010年5月 当社取締役
    2012年9月 当社代表取締役社長(現任)
    2014年9月 (株)吉野家代表取締役社長(現任)

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株式会社トリドールホールディングス/粟田貴也(あわたたかや)さん

photo by 株式会社トリドールホールディングス

多くの業態や店舗を抱える外食大手トリドールホールディングス。創業者の粟田貴也社長は1985年に焼鳥居酒屋「トリドール三番館」を開業し、2000年にはセルフ式のさぬきうどん店「丸亀製麺」をオープンさせ、急成長を遂げてきました!

「食の感動をひとりでも多くのお客様に提供する」という想いを胸に、店づくりを進めてきた粟田さん。丸亀製麺もヒットする確信をもって経営を続けたわけではなく、状況に応じて自分が考えたことをすぐに行動に移してきたことが成功に結び付いたと語ります。大事なことは過去の成功よりも、目の前で起こっていることに対して今成功しているものを次に生かす。そのPDCAの速度が重要とのことです。

その上で、目標ではなく夢を持つことを粟田さんは推奨しています。「手が届きそうな目標では行動を変えることはできません。いまの行動を変えなければ叶いそうにない夢を持つことでモチベーションを高く持ち続けることができる」という言葉はとても共感が持てますね!

失敗を恐れずにチャレンジすることを推奨されていて、常に前を向かせてくれる社長のひとりです。

  • 氏名:粟田貴也(あわたたかや)
  • 出身大学:神戸市外国語大学中退
  • 役職:代表取締役社長
  • 職歴:
    1985年 焼鳥居酒屋「トリドール三番館」を創業
    2000年 「丸亀製麺」立ち上げ

ごあいさつ | 会社情報 | 株式会社トリドールホールディングス

株式会社サンエイフーズ「韓永紀(はんえいき)」さん

photo by 黒毛和牛焼肉 うしくろ

和牛焼肉専門店『うしくろ』を運営する株式会社サンエイフーズの韓永紀さん。人を幸せにすることを自身の使命とし、その幸せの原点となるのが「感謝の気持ちを持つこと」であると考えています。

創業者であるご両親はもちろんのこと、かつてお世話になった社長、創業メンバー、食材を卸している業者、働いてくれているスタッフ・パートナー(サンエイフーズでは従業員のことをパートナーと呼びます)、そして店舗に足を運ぶお客さままで、あらゆる人々への感謝をもとに都内6店舗もの焼肉店経営をおこなっています!

また、サンエイフーズの経営理念には「幸せ・創造・企業」が掲げられ、人の幸せを創造するための社会貢献も韓さんは重要視。それを実行できるための企業の力を育てるために、人材育成にも取り組んでいます。

そのうえで従業員やスタッフ(パートナー)との「出逢い」も大切にし、BBQや社員旅行、アワードという授賞式の開催や定期的な食事会など、店内・外におけるコミュニケーションを積極的におこない、従業員とは家族のような関係性とのこと♪スタッフがなんでも話せて意見が言える環境づくり・関係性構築ができているなんてとても素敵ですよね!

  • 氏名:韓永紀
  • 出身大学:明治学院大学
  • 役職:代表取締役社長CEO
  • 職歴:
    1999年 東京韓国青年商工会会長
    2014年1月 株式会社サンエイフードサービス 代表取締役社長CEO

代表あいさつ – 株式会社サンエイフーズ | 採用サイト

また、サンエイフーズでは育成活動や企業としてのCSR活動の一環として、児童養護施設に通う子どもたちに向けて和牛焼肉の食べ放題を無料で振る舞う「食事会イベント」を毎年開催。

以下のページではイベントの詳しい内容や韓社長へのインタビュー記事も掲載されているので、ぜひチェックしてみてくださいね♪

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(写真)株式会社サンエイフーズ 社長 韓 永紀さん

株式会社サンエイフーズでは、CSR活動の一環として「児童養護施設の食事会」を毎年開催しています。

2020年の今年は、新型コロナウィルス感染症対策に万全を期した状態で[…]

](/2020/12/09/16019)## 従業員やスタッフが前を向いて働くことができる!素敵な社長・経営者のみなさんの今後の活躍にも注目です

何店舗、何十店舗もの経営・運営を行うことの多い飲食企業。全体を俯瞰しながら売り上げを出さなくてはならない中でも、お店を訪れる私たちや店舗で働く従業員・スタッフの幸せを第一に考えてくれる社長・経営者さんの想いに感動した方も多いのでは?

新型コロナウィルスの影響により時短営業などを強いられ、苦しい状況である飲食店。感染症対策をしっかりとって営業時間内で足を運んでみたり、テイクアウト注文を活用するなど、いま私たちができることでぜひ飲食店を応援しましょう!

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