メーガン妃が英TV局に抗議していた!〝問題発言〟で司会降板のモーガンは反発

司会降板したモーガンは反発している(ロイター)

9日付で降板した英情報番組「グッドモーニング・ブリテン」の司会者ピアース・モーガンが番組内で「メーガン妃の発言は信じられない」などとコメントしたことに、同妃が番組を放送するITVに対し、正式に抗議したことが分かった。米CNNが10日伝えた。

ヘンリー王子&メーガン妃の独占インタビューで、同妃が「王室内で人種差別を受け、自殺も脳裏をよぎった」と告白したことについて、モーガンは本当に自殺を考えたかは懐疑的で、「信じられない」と結論付けた。

CNNによると、メーガン妃は、モーガンのこの発言がメンタルヘルス問題の深刻さをあざ笑うようなもので、悪影響を与えることを懸念していると訴えた。ただし、モーガンの同妃への個人的攻撃に対する抗議ではないとしている。

英国で放送事業を監督する情報通信庁(オフコム)には同情報番組を見た視聴者から4万1000件を超える苦情が寄せられ、同庁は「有害もしくは人権侵害に関する規定」に抵触するか調査を始めた。

一方、モーガンは10日、「自身の意見を振り返ってみたが、それでも(メーガン妃の発言を)信じていない。もし本当なら、それでいい。言論の自由を枕に討ち死にするだけだ」とツイートした。

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