北朝鮮、内閣・国務委の高官が相次いで工場を視察

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は10日、金徳訓(キム・ドックン)総理が江原道(カンウォンド)金化(キマ)郡の地方産業工場の建設準備状況を視察したと報じた。また11日には、崔龍海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長が、黄海北道(ファンヘブクト)の光川(クァンチョン)養鶏工場の建設状況を視察したと報じた。

朝鮮労働党は今年1月に開催した労働党第8回大会で、内閣を中心とした経済活動の強化を打ち出した。以後、金徳訓氏の公開活動がやや目立つ。一方、崔龍海氏は国務委員会第1副委員長を兼務し、公開活動が増えることが予想される。

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