東日本大震災から10年 被災地のいまと、これからの災害の備えを考える

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は東日本大震災から10年を迎えることに合わせ都が開設した被災地の復興や災害への取り組みなどを発信する3つのウェブサイトについてや、「感染防止徹底宣言ステッカー」などの都民へのアンケート結果を紹介しました。

◆"震災10年”復興応援&災害への備え

東日本大震災から10年。
これに合わせて、3つのウェブサイトが開設されています。
1つは、オンライン写真展です。

ウェブサイト「東日本大震災から10年 東北のいま オンライン写真展」は、3月14日(日)まで開設されています。

「発災から復興への歩み」「東京都の支援」「賑わいの再生」「未来につなぐもの」をテーマに、復興に向かう被災地の岩手、宮城、福島の様子を様々な写真で伝えています。

都では、「東日本大震災から10年 復興応援行事」として、オンライン写真展の開催期間中、紹介している写真からパネルを作成し、都庁第一本庁舎1階の中央アートワーク台座で展示しているほか、3月11日(木)夕方から、都庁第一本庁舎や駒沢オリンピック公園総合運動場で、復興応援ライトアップを行います。

2つめのウェブサイトは、「帰宅困難者対策 東京・埼玉連携ホームページ」です。
これは、東京・埼玉連携会議の取り組みの一環として3月14日(日)まで行われている「発災時の一斉帰宅抑制普及啓発キャンペーン」の取り組みを効果的に発信するためのものです。

これに合わせて、14日までの期間中は、「一斉帰宅抑制」の重要性を伝える動画が、主要路線の車内や駅などで放映されています。
さらに、東京と埼玉の企業や学校などにリーフレットがデジタル配布されているほか、帰宅困難者対策について気軽に参加できるeラーニングが掲載されています。

3つめのウェブサイトは、「東京備蓄ナビ」です。
これは、いつ起こるか分からない災害への備えをどのようにすればいいか分からない人に向けて、備蓄のイロハや備えておくといいものなどを紹介するポータルサイトです。

家族構成や住まいなどの簡単な質問に答えるだけで、必要な備蓄品目や数などのリストが表示されます。また、ショッピングサイトと連携しているため、備蓄品を直接、購入することもできます。

そして、防災や備蓄に役立つ基本的な考え方やポイントなどの分かりやすい解説や、住んでいる地域のハザードマップ、備えに役立つ情報へのリンクもあります。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/03/05/02.html
https://tocho-fukko-10.com/
https://tocho-fukko-10.com/event
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/03/05/06.html
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/kitaku_portal/1000046/1013122.html
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/03/05/07.html
https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp/

◆「感染防止徹底宣言ステッカー」について

今年度7回目となる、インターネット都政モニターアンケートの調査結果が公表されました。

今回の調査は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止などを図るための「感染防止徹底宣言ステッカー」などについて、1月20日~26日まで行われました。

「感染防止徹底宣言ステッカー」を見たことがあるかという問いには、「見たことがある」が約9割で、「見たことがない」は1割近くでした。

「感染防止徹底宣言ステッカー」が店舗や業態に応じて自主的に感染防止対策を行なっていることを示すものという意味を、「知っていた」は約9割で、「知らなかった」は1割近くでした。

利用する店舗を選ぶ際に、「感染防止徹底宣言ステッカー」の掲示を確認するかという問いに、「必ず確認している」と「できるだけ確認している」を合わせた「確認している」は、7割近くありました。

店舗が実施している感染防止対策で重視するものは、「従業員のマスク着用」が最も高く、「換気」「行列や席の間隔」「消毒液の設置」が続きました。

お店を利用する際に自分が実施している感染防止対策では、「手指の消毒・手洗い」が最も高く、「こまめなマスクの着用」「少人数での利用を心がける」が続きました。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/02/24/01.html

◆"楽天とJTB”に東京の特産品販売ページ

都は、「ECサイトの活用による東京の特産品販売支援事業」を行なっています。

これは、コロナ禍での東京の特産品の販路拡大を後押しするためのもので、今回は、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」内と、ショッピングサイト「JTBショッピング」内に、東京の特産品を販売する特設ページ「ふるさとTOKYO市場」が開設されました。

この特設ページでは、都内で生産された生鮮品や、原材料の生産地が東京都内であるもの、東京都内で製造・加工されたものなどが販売されています。

また、都では、3月19日(金)まで、特設ページへの掲載を希望する事業者を募集しています。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/02/19/28.html

<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

© TOKYO MX