伊藤美誠、“20歳対決”制す 中南米のエースに勝利<WTTスターコンテンダードーハ>

<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>

WTTスターコンテンダードーハの女子シングルス準々決勝に伊藤美誠(スターツ・世界ランキング2位)が登場し、アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ・同18位)にゲームカウント3-1で勝利した。

伊藤美誠 vs アドリアーナ・ディアス

写真:WTTコンテンダードーハで優勝した伊藤美誠(スターツ)/提供:新華社/アフロ

今大会第1シードの伊藤は、直前のWTTコンテンダードーハで優勝し、世界ランキング2位に浮上している。今大会も2回戦、3回戦をストレートで危なげなく勝利して準々決勝に勝ち進んだ。

写真:アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)/提供:ittfworld

対するディアスはプエルトリコの若きエースだ。20歳と伊藤ら日本の黄金世代と同世代で、2019年と2020年のパンアメリカンカップで2連覇など、中南米で数多くの成績を残している。武器は男子選手のようなパワフルな両ハンドドライブだ。

伊藤美誠が中南米の“黄金世代”下す

試合は、台に張り付いて攻める伊藤と、台から距離を取るディアスの戦いとなった。第1ゲームは、台から下がるディアスを振り回した伊藤が11-6で先取した。

しかし、第2ゲームはディアスが伊藤のサービスに対応し、序盤からリードを奪う。このゲームはディアスが11-9で取り返した。

第3ゲームは伊藤のサービスがまたディアスに効き始め、伊藤がゲームカウント2-1と準決勝進出へ王手をかけた。第4ゲームも伊藤は、サービスからのパターンで得点を重ね、ゲームカウント3-1で勝利した。

勝利した伊藤は、日本女子唯一の勝ち残り。準決勝では田志希(チョンジヒ・韓国)と対戦する。

女子シングルス準々決勝

〇伊藤美誠 3-1 アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)
11-6/9-11/11-8/11-8

文:ラリーズ編集部

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