ソフトバンクの工藤公康監督(57)が11日、開幕一軍争いから脱落した若手野手の逆襲に期待した。
この日の全体練習からリチャード、釜元、柳町が二軍に降格となった。激しいサバイバルの中での苦渋の決断。12日~13日のヤクルト戦(神宮)、14日のロッテ戦(ZOZOマリン)で、さらなる絞り込みが行われる。
指揮官は「二軍に落ちたことが終わりではない。そこが始まりだと思ってもらわないといけない。ガッカリする気持ちも分かるが、ガッカリしていると何日かがもったいない。『よし、ここからだ』と。誰かがケガしたり不調になったりした時に自分が呼ばれるという思いを持ってほしい」とエールを送った。