自民党神奈川県連(小此木八郎会長)は11日、国会内で総務会を開き、次期衆院選で公認候補を擁立する6区(横浜市保土ケ谷・旭区)について、候補予定者を公募することを決めた。
県連内に選考委員会を近く設置するが、公募の期間や方法などは未定。土井隆典幹事長は会合後の会見で「9月までに衆院選が行われる状況の中、少なくとも4月上旬までには候補予定者を決めたい」と述べた。
小此木会長はふさわしい候補者像を問われ、「地元のことをよく知っている人、自らの政策をきちんと述べられる人、公明党の支援者にも気が回る人」などを挙げた。
自公協力の象徴区だった6区では、出馬を予定していた公明の遠山清彦衆院議員(当時)が緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪れていた問題が1月に発覚。自身が代表を務める資金管理団体からキャバクラなどの飲食代が支出されていたことも指摘され、遠山氏は2月に議員辞職し、公明は次期選挙での候補擁立を見送っていた。