諫早市長選 自主投票を 連合長崎「一本化困難」

 連合長崎(宮崎辰弥会長)は11日、長崎市内で執行委員会を開き、28日に投開票される諫早市長選について、自主投票とすることを確認した。前回市長選で推薦した現職を含む3陣営から推薦願が出されていたが「推薦候補の一本化は困難」と判断した。
 新人で元国土交通省職員の山村健志(つよし)氏(47)、現職で4期目を目指す宮本明雄氏(72)、新人で前県議の大久保潔重(ゆきしげ)氏(55)=いずれも無所属=の3人が立候補を表明している。
 連合長崎の諫早・島原地域協議会(地協)が議論を重ねてきたが、現職の3期12年の市政運営への賛否などもあり、一本化は困難と判断、この日の執行委で地協の議論を尊重したという。

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