【大相撲】鶴竜「引退勧告」回避か!? 3月場所後の横審は開催せず

鶴竜

日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が12日、電話取材に応じ、大相撲3月場所(14日初日、東京・両国国技館)後の横綱審議委員会の会合は新型コロナウイルス禍を考慮して開かないことを明らかにした。

横綱鶴竜(35=陸奥)は昨年11月場所後の横審で「注意」を決議されており、3月場所の休場を受けて場所後には最も重い「引退勧告」を決議される可能性があった。しかし、会合が開かれなければ、厳しい指摘を回避することになる。

一方、芝田山広報部長は鶴竜の情報発信のプロセスについて「何の連絡もない。たまたま執行部会でスマホ見ている人が『鶴竜、休場だって』と。横審の先生方も何と思っているか分からない」と苦言を呈した。

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