「3Bの恋人」最終回直前必見! 馬場ふみか・神谷健太・HIROSHI・桜田通のお気に入りのシーンは?

男性を信用できない主人公と、彼氏にしてはいけない“3B”(美容師、バンドマン、バーテンダー)たちの危険な恋を描く「3Bの恋人」(ABCテレビ)。

“3B”に振り回されながらも成長していく主人公・小林はるを馬場ふみかさんが演じているほか、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEパフォーマーの神谷健太さんが人気上昇中のバンドマン・雨宮悠宇(通称・ユウ)を、本作の主題歌を担うFIVE NEW OLDでボーカルを務めるHIROSHIさんがスタイリストを目指して修行中の美容師・上野慎太郎、そして、甘いマスクと絶妙な相づちを兼ね備えた聞き上手なバーテンダー・南世志(通称・ヨシ)を桜田通さんが好演しています!

最終話あらすじ(3月13日/ABCテレビは3月14日放送)

オーナーを任されることになったバーではる(馬場)を抱き寄せ、「幸せにする」と思いを告げるヨシ(桜田)。その様子を店にやって来たユウ(神谷)が目撃…。気まずそうに出て行ったユウを追いかけたはるは、バンドを解散して後悔していないかと問いかけます。

久しぶりにシェアハウスに戻って来たユウに、振られたことを話す慎太郎(HIROSHI)。そして店がオープンする日に必ず来てほしいとはるに伝えるヨシ。そんな中、「Beyond Brooklyn」に復帰したユウは、急きょライブで新曲を披露することに。聴きに来てほしいとはるにチケットを渡すと、その日がヨシのバーがオープンする日で…。

今回TVガイドwebでは4人に取材を敢行! 皆さんのお気に入りのシーンや見どころなどたっぷり伺いました。最後までお楽しみください♪

――9話までを振り返って、お気に入りの回があればぜひ教えてください!

神谷 「面白かった回でもいいですか? このドラマはコメディー要素も所々入っているんですけど、ユウと慎太郎でウインナー(ソーセージ)を取り合うシーンがあって。そこのシーンはめちゃめちゃ時間かけて撮ったりしていて、結構凝っていました。いつもと違う感じだったので面白かったです」

桜田 「あそこ特に世界観違ったよね」

神谷 「何回も撮り直したりしたので、見られるタイミングがあれば、ぜひ振り返っていただきたいです!」

――5話(2月6日放送)の冒頭のシーンですね。演じるのは難しかったのでしょうか?

神谷 「めちゃめちゃ難しかったです!」

馬場 「あのシーン、風でごみ飛ばしたりしたよね(笑)」

神谷 「そう! それで、飛んできた新聞紙が(顔とかに)ついたらダメですし…」

桜田 「あそこだけちょっと変わったことやって大変だったね」

神谷 「頑張りました(笑)」

――神谷さんは5話の冒頭シーンを挙げてくださいましたが、他の皆さんはお気に入りの回はありますか?

桜田 「お気に入りというか、個人的に楽しみにしているのは“麻美ちゃんコーナー”。八木(アリサ)さんが演じている山村麻美ちゃんが何かあるたびに、はるちゃんに説明してくれているんです。僕、本読みの時の八木さんの言い方が好きで。説明するシーンは、毎話あるわけではないんですけど、随所に出てくるので楽しみの一つでしたね」

HIROSHI 「僕は、6話でみんながはるのことが好きだと分かって気持ちをぶつけ合うシーン」

馬場 「あはは」

神谷 「ブチギレてたよね(笑)」

HIROSHI 「今までポップにわちゃわちゃやってたのに、急にトーンが変わるのがすごく楽しくて(笑)。でも、今までも彼らはこんなことやってきたんだろうな、こんなことができる関係性なんだろうなっていうのが分かるいいシーンだなって思ってます」

馬場 「その回で、はるちゃんが風邪をひいてしまって。3人が入れ代わり立ち代わり看病しに寝室にやって来るんですけど、看病の癖が強いんです(笑)」

HIROSHI「ユウとかやばかったよ(笑)」

馬場 「頭に湿布貼られたり、下剤を渡されたりとか…。なんか間違った看病の仕方というか(笑)。それぞれ頑張ってくれたんですけどね。でも、その看病のシーンは面白かったです。キャラが出ていた、いいシーンだと思います」

――それぞれいい感じにキャラクターが出ていてクスっとしちゃいました。10話を通して自分のキャラクターはどう成長していったと感じますか?

HIROSHI「慎太郎が分かりやすく成長したなと思うのは優しさ。最初は誰にでも優しかったんです。でも、はるちゃんを通して“誰にでも優しいってのは結局誰にも優しくないのとほぼイコール”だということを経験して。本当に大切なものは何かというのをちゃんと分かるようになったことが成長かなと思います」

桜田 「ヨシは実はバツイチなので、本気でもう一度誰かと向き合うというのが怖かったり、億劫(おっくう)だったりしたと思うんです。でも、はると出会うことによって、本当に大切な人ともう一度しっかり向き合うことや、バーテンダーとしての自分としっかり向き合えるようになっていっただろうなと。最終話になるにつれて人としても男としても成長していったかなと思っています」

神谷 「ユウは不器用なんですよね。最初は人の心を分かろうとしない不器用というか…自分主体で動いていたんですけど、いろんな物語を経験するにつれて、人の心を分かろうとする心が芽生えてきて。そこが音楽、バンドの部分にも表れていたりするんです。相手の心に寄り添えるような成長はあったのかなと思いました」

馬場 「この物語は、はるちゃんがウエディングドレスを試着する日に婚約者に逃げられるところから始まっていて。そこをきっかけに恋愛に臆病というか…男性としっかり向き合わずにいたと思うんです。でも、3人と生活して3人と向き合っていくうちに自分自身とも向き合っていって、『あの時、彼にこう言ったけど、じゃあ、自分はどうなんだろう?』って考えるようになるんです。それがトリマーの仕事に生きてきたり、ワンちゃんに対しての向き合い方につながったりしました。そして、恋愛に関しては、恋がしっかり始まるかと言われるとそうでもないけど…でも、始まりそうなくらいまでは成長していくので、はるちゃんよく頑張ったなって思いますね(笑)」

――はるちゃんがご褒美としてアイスを食べるシーンが出てくると思うのですが、皆さんにとってご褒美的なものはあったりしますか?

馬場 「私リアルにアイスです! 大好きで家にいっぱい置いてあるんですけど、撮影中も毎日帰りにコンビニに寄ってアイス買って帰ってました(笑)」

――はるちゃんそのままですね!

馬場 「はるちゃんの気持ちがよく分かる! 『アイス大事だよな』って思ってました(笑)」

神谷 「僕的にはおいしいご飯が何よりもご褒美かなって思いますね」

馬場 「大事!」

神谷 「おいしいご飯食べたら『よし、また明日も頑張ろう!』って思えますよね。僕、職業柄減量をする機会が多いので、よく魚を食べるんです。某コンビニのシリーズに、温めたらすぐ焼き魚が食べられるやつがあるんですけど、めちゃめちゃおいしいんですよ!」

馬場 「急にテンション上がったね(笑)」

桜田 「すごい勢いで話し始めたけど、本当にご飯好きなんだね(笑)」

HIROSHI「俺、それ食べたことある。おいしかった!」

神谷 「ちょっと高いんですけど、ご褒美に買ったり減量のお共にしてます」

――神谷さんの熱量のすごさに食べてみたくなりました(笑)。

神谷 「ぜひ食べてみてください。めちゃめちゃおいしいです!」

桜田 「僕はかみけんくん(神谷の愛称)に近いんですけど、仕事柄、体を細く保ってなきゃいけなかったりするんです。でも撮影がない期間に入った時に、ケーキとか肉、炭水化物…本当に食べたいものを全部頼んで、YouTubeを流しながら1日中食べ続けるというご褒美の日を作ってます」

馬場 「暴飲暴食(笑)」

桜田 「もちろん肌のこととか気にはするんですけどね。でも、『いやー、俺、体に悪いことしてんなあ。最高!』って思いながら食べてます(笑)」

全員 「あはは」

桜田 「撮影中はなかなかできないので、これが最高のご褒美だなって」

HIROSHI 「みんな食事のこと言ってますけど、頑張った後にお酒を飲むのが最高ですね」

馬場 「間違いない」

HIROSHI 「飲むものはなんでもいいんですけど、誰と飲むかが大事だなと。このドラマの撮影が終わって、みんなと軽く乾杯した時に飲んだお酒が2020年で一番おいしかったです」

――皆さんと乾杯した一杯が一番おいしかったとのことですが…!

馬場 「あの日、すごい陽気で」

桜田 「超楽しそうだった(笑)」

馬場 「本当に楽しそうだった!」

HIROSHI「楽しかった!」

馬場 「動画撮りましたよね?」

HIROSHI「送られてきたけど…(笑)」

神谷 「記憶なかった?」

HIROSHI「いや、覚えてはいたんだけど、覚えていたよりちょっとだけたち悪かった(笑)」

全員 「あはは」

桜田 「でも平和な酔い方してくれてました」

馬場 「みんなハッピーになりましたよね」

――すてきなエピソードですね。では、最後に最終話の見どころと楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

桜田 「じゃー、こう(HIROSHIさんから順に)いこっか!」

HIROSHI 「え!? あれ、質問なんでしたっけ…?」

全員 「おい!」

桜田 「自分からはこないって油断してたな!」

――ご褒美とアルコールの話で盛り上がりましたもんね(笑)。最終話の見どころとメッセージをお願いします!

HIROSHI 「ここに至るまでに慎太郎くんは恋に破れてはいるんですけど、それを介して人生の大切なものに気付かせてもらって、前に進んでいってます。“3B”それぞれがどう決断し、どう前に進んでいくのか。そして、はるちゃんにどんな結末が待っているのか。最後まで心がほかほかするような作品になっていると思いますし、すてきなエピローグも用意されているので、楽しんでもらえたらうれしいです」

桜田 「ここまで見てくださってありがとうございます。原作や台本を読んでこのメンバーと顔を合わせて撮影している時に、どうして“3B”が付き合っちゃいけないって言われているのか分かんなくなるくらい優しい瞬間を見てきた半面、1話から見てきた方は分かると思うんですけど、慎太郎が連れ込んだ女の子が際どい下着姿で2階から降りてくる衝撃的なシーンとかもあって。そこを寛大に許してくれるはるちゃんがいたり、随所にコメディー要素も入れ込まれていて、見ていて面白い作品だと思いました。まだ暗くなりつつある世の中ですけど、いい意味で軽い気持ちで楽しく見られて、恋愛のことや“3B”のことも学べたんじゃないかなと。個々に解決しなくてはいけないことがまだ残っている中で、この4人がどんな着地をするのか、ぜひ注目してほしいです!」

神谷 「ユウにとって大事な音楽の部分がまだぐしゃぐしゃしています。そこがこの最終話でどういうふうに解決していくのか楽しみにしていてください。そしてユウだけ、はるちゃんとまだすれ違ったままでいるので、2人の関係がどう変わっていくのかも見てほしいです。いろいろなところに散りばめられた伏線も回収したりしているので、最終話を見る前にこれまでの放送を振り返ってみると、より楽しく見ていただけるんじゃないかなと思います。細かい部分も注目してください!」

馬場 「成長した4人がどういうふうな最後を迎えるのか。そして、3人と向き合い続けたはるちゃんの恋の結末も楽しんでいただきたいです。1話から9話まで見ていただいた方の中には“推し”がいる人もいると思うんです。ぜひ、自分の“推し”がどうなるのか楽しんでみてください!」

――ありがとうございました!

【プロフィール】

馬場ふみか(ばば ふみか)
1995年6月21日生まれ。新潟県出身。2014年、映画「パズル」で女優デビュー。同年に放送された「仮面ライダードライブ」(テレビ朝日系)にてテレビドラマ初出演を果たす。15年には「週刊プレイボーイ」でグラビアデビュー、同年発売の「non-no」より専属モデルになるなどマルチに活動している。映画「劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」「糸」、ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON」(フジテレビ系)、「深夜のダメ恋図鑑」(ABCテレビ)、「僕の初恋をキミに捧ぐ」(テレビ朝日系)などに出演。4月から放送される「DIVE!!」(テレビ東京)に出演。


神谷健太(かみや けんた)
1995年5月27日生まれ。沖縄県出身。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのパフォーマー。パフォーマーになる前に、映画「ニライの丘~A Song of Gondola~」で主演を務めたほか、ドラマ「オキナワノコワイハナシ」(琉球放送)に出演した。また、THE PAMPAGE from EXILE TRIBEとして3枚目となるアルバム「REBOOT」が発売中。


HIROSHI(ひろし)
1990年12月9日生まれ。兵庫県出身。4人組ロックバンドFIVE NEW OLDでボーカル・ギターを務める。新曲「Hallelujah」が本作の主題歌に。ドラマ初出演。


桜田通(さくらだ どおり)
1991年12月7日生まれ。東京都出身。2005年、ドラマ「瑠璃の島」にて映像デビュー。大人気ミュージカル「テニスの王子様」の主演に大抜てきされ、注目を集める。08年「劇場版 さらば仮面ライダー電王ファイナル・カウントダウン」で主演を果たし、その後も「orange-オレンジ-」(15年/橋本光二郎監督)、「君の膵臓をたべたい」(17年/月川翔監督)、「コーヒー&バニラ」(19年/MBS)など話題作に多数出演。全世界独占配信中Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」に出演。オフィシャルファンクラブ「Sakura da Space Society」がオープンするなど、幅広く活動中。

【番組情報】

「3Bの恋人」
テレビ朝日 土曜 深夜3:00~3:30
ABCテレビ 日曜 午後11:25~11:55

ABCテレビ担当/Y・O

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