国内女子ゴルフの「明治安田生命レディス」２日目（１３日、高知・土佐ＣＣ＝パー７２）、１０位から出た渋野日向子（２２＝サントリー）はバーディーなしの４ボギーで７６とスコアを落とし、２オーバーの３８位に後退した。首位は稲見萌寧（２１＝都築電気）で１０アンダー。
渋野のバーディー以下なしのラウンドはプロデビュー戦の１８年「アースモンダミン杯」２日目以来。強風の中、思うようなスイングができず「風と友達になれなかった」とラウンドを振り返った。
今季の海外メジャー初戦「ＡＮＡインスピレーション」（４月１日～、カリフォルニア州）以降のスケジュールは「数か月（海外に）いてもいいような準備はしています」と流動的。東京五輪の強化指定選手に限り、帰国後の自主隔離期間にも練習のための外出を認める「アスリートトラック」の凍結が続く場合には長期の海外遠征となる可能性を示唆した。
最終日に向けては「上位と差があるので、そこを考えることなく、やるべきことをやれる一日になるんじゃないかと思います」。米ツアー参戦に向け、１００ヤード以内の精度アップなど、課題にしっかり取り組む。
