【明治安田生命レディス】堀奈津佳が3年ぶりの予選通過 妹・琴音とともに復調気配

堀奈津佳 

国内女子ゴルフの「明治安田生命レディス」2日目(13日、高知・土佐CC=パー72)、自身の今年初戦を迎えたツアー2勝の堀奈津佳(28=サニクリーン)が強風のなか、74とスコアをまとめ、2オーバーの38位で18年4月以来3年ぶりの予選通過を果たした。

先週は妹の琴音(25=ダイセル)が2年ぶりに予選を通過。「今年のオフは一緒に合宿して、頑張っている姿を見ていたので、私も頑張らなきゃなと思いました」。

練習で感じている手応えを試合でのプレーになかなかつなげられないことから、今週は指導を受ける井上透コーチにキャディーを依頼。風のジャッジやマネジメントなどのサポートを受け、コース攻略につなげた。

一方の琴音は72で回り、2アンダーの10位で2週連続の予選通過。スタートの1番パー4では12メートルのバーディーパットを沈め「前半は長いのが入ってくれてラッキーでした」。

予選をクリアし、最終日に目指すのはアンダーパーでのフィニッシュ。このままトップ10入りを果たせば、17年9月以来3年半ぶりとなる。

ともに近年は不振に苦しんできた堀姉妹だが、今年は春先から復調を感じさせるプレーを見せている。

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