長崎県内初の警察庁長官賞 広報写真コンクール

警察庁長官賞に輝いた芳屋さんの作品「夢は白バイ隊員」(県警提供)

 警察庁主催の第44回広報用写真コンクールで、県警警務課採用係の事務職員、芳屋麻里さん(36)の作品「夢は白バイ隊員」が最高位の警察庁長官賞に輝いた。記録が確認できる1989年以降、県警で同賞を受けるのは初めて。
 全国警察から集まった604作品の中から3作品が同賞に選ばれた。写真の中の三つの対象物(警察官、男児、白バイ)にそれぞれピントが合っており、背景を程よくぼかしている点や警察官と男児の笑顔が審査員に高く評価された。

警察庁から受けた記念の盾を手にする芳屋さん=県警本部

 作品は芳屋さんが趣味の一眼レフで撮影。白バイ隊員の動画の撮影に出掛け、一緒に来ていた三男=当時(3)=と女性隊員を写した。普段から自然体の笑顔を引き出せるよう心掛けているという。
 芳屋さんは「身に余る光栄。今後の仕事への励みにもなった」と話した。作品は県警のカレンダーやポスターなどに活用される。


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