巨人・原監督、虎の大物ルーキー・佐藤輝「欲しかった」 張本勲氏は課題指摘

虎の大物ルーキー・佐藤輝

野球評論家の張本勲氏(80)が14日、TBS系「サンデーモーニング」にリモート生出演。ゲストに登場した巨人・原辰徳監督(62)とともに、阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手(22=近大)に言及した。

12日の西武戦(甲子園)で2戦連発となるオープン戦3号ソロを放ち、12球団トップに並んだ。

原監督と言えば、昨年のドラフト会議で佐藤を1位指名した過去を持つ。MCでタレントの関口宏(77)は佐藤について話題が上ると開口一番、「欲しかったんでしょ」と質問を受けた原監督。「まぁ、欲しかったですね」と苦笑いを浮かべた。

続けて「阪神タイガースに久々に大物が入った。我々も負けじと彼を抑えにいくというのが、巨人と阪神のファンは非常に盛り上がると思います」とコメントした。

張本氏は佐藤の技術面に触れ「力と素質は抜群」と前置きした上で「今のままではちょっと難しいよ、内角の球。外角の球は腕が長いから届いてしっかり打つことはできる。内角の速球は脇を締めて打たないと、芯に当たっても全部右にファールになる。根っこで打つ技術を身に付けていくのは大変」と前途洋々の怪物スラッガーの欠点を指摘した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社