【内閣総理大臣賞】築230年の古民家宿で 四季折々の地元食材を堪能…広島・島根をめぐる旅

『みみよりライブ 5up!』(2021年3月11日放送)では、広島・島根をめぐる「ひろしまねの旅」をご紹介しました。
旅に出かけたのは、番組コメンテーターの宇宙博士・井筒智彦さんと、中原衣美リポーター。名物グルメや話題のスポットを取材しました。

【芸北ぞうさんカフェ】
井筒さんの活動拠点、北広島町にある「芸北ぞうさんカフェ」。
このカフェの店主 植田さんは、東日本大震災がきっかけで北広島町へ移住し、天然素材の雑貨販売のほか、出版社も立ち上げ、北広島町の魅力を発信しています。

店主の植田さんはスリランカに住んでいたこともあり、スリランカのシナモンを使ったメニューも。

芸北リンゴピザ(1,100円)。リンゴの甘味とチーズの塩気が絶妙なバランスの一品。

カフェメニューも充実。「芸北リンゴピザ」や「芸北高原豚のウインナー盛り合わせ」といった、地元の食材を使ったメニューが人気です。

【かあちゃん餃子】
続いて向かったのは、井筒さんおすすめのお店「かあちゃん餃子」。
店主の村上さんも、神戸からIターンをし、北広島町へ移住されたんだとか。井筒さんとは、移住者ならではの悩みを共有するうちに親しくなったんだそう。

「ひろしま菜っちゃん餃子」(1人前6個・400円)

このお店の餃子は、芸北高原豚や、地元の野菜、自家栽培のニンニクを使用したこだわりの一品。特製のピリ辛ニラの薬味がくせになると評判です。
さらに、新商品「ひろしま菜っちゃん餃子」も大好評。広島菜を使い、ニンニクを使用せず食べやすいので、特に女性に人気なんだとか。

【ベッカライ・コンディトライ ヒダカ】
北広島町から、石見銀山のある島根県の大森地区へ。
石見銀山は世界遺産に指定されており、江戸時代には、世界の銀の約1割を産出していました。
その当時の暮らしが根付く、希少な地域・大森地区にあるパン屋が「ベッカライ・コンディトライ ヒダカ」です。

ドイツを代表するパン「プレッツェル」などを楽しむことができます。

店主の日髙さんは、ドイツで5年間パン作りを修業し、パンマイスターを持つ本格派。
奥様も、ドイツでお菓子作りを学び、お菓子のマイスターを持っています。
取材をした日は店休日だったのですが、特別に、奥様が焼いたバームクーヘンをいただくことに。
日本のバームクーヘンよりも甘さ控えめで、ふんわりやさしい食感が特徴的です。

【暮らす宿 他郷阿部家】
「暮らす宿 他郷阿部家(たきょうあべけ)」は、築230年の古民家宿です。
廃屋になっていたこの武家屋敷を、松場登美さんが10年がかりで再生しました。

蔵を改装し、宿泊部屋に。日本の美しい生活文化を語り継ぎます。

竈で火を起こし米を炊くなど、古の暮らしを体験することもできます。
また、「親戚が帰ってきたときの豪華な家庭料理」がテーマの夕食は、四季折々の地元食材をつかった料理を堪能することができます。

竈で炊いた米は夕食でいただくことができます。

「令和二年度ふるさとづくり大賞 内閣総理大臣賞」を受賞した、先人たちの息吹を感じる宿。ぜひ、宿泊してみてはいかがでしょうか。

【世界遺産 石見銀山】

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週末限定・人数限定で、石見銀山最大級の坑道「大久保間歩(おおくぼまぼ)」に入ることができるツアーを開催しています。
限定公開している今、探索してみてはいかがでしょうか。

広島ホームテレビみみよりライブ 5up!(2021年3月11日放送)
いっトコ(旅&あそび)コーナー
ライター 神原知里

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