韓国サッカー協会は１５日、国際親善試合の日本戦（２５日、日産スタジアム）に臨む韓国代表メンバーを発表した。イングランド・プレミアリーグのトットナムに所属する韓国代表ＭＦ孫興民（ソン・フンミン＝２８）もメンバー入りしたが、参戦は難しそうだ。
Ｊリーグから柏のＧＫ金承奎（３０）ら４人、中東から２人、欧州からは４人と海外組は１０人で韓国Ｋリーグから１４人が選出された。エースでイングランド・プレミアリーグで得点王争いをする孫もメンバー入りしたものの、１４日のアーセナル戦で負傷。前半で途中交代しており、来日は微妙な状況だ。
韓国紙「スポーツソウル」によると、韓国代表のパウロ・ベント監督（５１）は「孫興民の負傷は未明のアーセナル戦で確認した。ただ、負傷の程度や検査結果などについて、韓国サッカー協会とトットナムがまだ疎通を図っている。孫興民の検査結果を確認し、負傷の程度によってはリストから外すか、含めるかを判断する」とコメントしたという。
代表メンバー入りしたドイツ１部ライプチヒのＦＷ黄喜燦（２５）も新型コロナウイルスの検疫免除について、クラブと州政府を交えて協議中とした。また、かつてＪ１Ｇ大阪に所属したフランス１部ボルドーのＦＷ黄儀助（２８）はクラブ側から招集を拒否されたという。
