C・ロナウド移籍浮上でママが勇み足? スポルティングの7番が不快感

カリャリ戦でハットトリックを決めたC・ロナウドだが…(ロイター)

イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)に浮上した移籍問題で〝場外戦〟が発生している。

欧州チャンピオンズリーグの敗退で今夏の去就問題が騒がれているC・ロナウドは、移籍金2900万ユーロ(約37億7000万円)でスペイン1部レアル・マドリードやフランス1部パリ・サンジェルマン、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、ポルトガル1部スポルティングに移籍する可能性があると、報じられている。

そんな中、海外メディアの「Spоrting Taticо」はC・ロナウドの母親ドロレス・アベイラさんが、息子の名前と背番号7が刻印されたスポルティングのユニホームを掲げ、家族とともにチームを応援する映像を公開した。スポルティングはC・ロナウドがプロのキャリアを始めたクラブであり、ドロレスさんが母国への復帰を望んでいる様子がうかがえる。

実際に、スポルティングファンの間では世界的スーパースターの帰還を待望する声が高まっているが、現在スポルティングで7番を背負うMFブルーノ・タバタ(23)はママの行動に不快感を示した。自身のツイッターに「ドロレスを落ち着かせなさい。C・ロナウドの7番について、まずは私に尋ねる必要がある」とけん制した。

C・ロナウドとユベントスの契約は2022年6月末まで。他クラブ入りするのであれば、移籍金が発生する今年の夏が有力とされているが、早くも各地で大きな波紋が広がっているのは間違いないようだ。

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