キハ110系に「東北のまつり」をラッピング、東北DCあわせで運行 JR東日本仙台支社

キハ110系1編成2両をラッピング、全車指定席で定員は108名

JR東日本仙台支社は15日、2021年4月からはじまる東北デスティネーションキャンペーン(東北DC)の開催にあわせ、キハ110系ラッピング車両を運行すると発表しました。昨年は新型コロナウイルスの影響で東北各地のお祭りが中止となったことから、今年の開催への強い願いを込めたといいます。

車両外装には南東北3県を代表する「仙台七夕まつり」「山形花笠まつり」「福島わらじまつり」をメインに、「ずんだもち」「ラフランス」「起き上がり小法師」といった各県の特産品などをデコレーション。内装には東北6県のお祭りを紹介するラッピングを実施します。

4月中旬~6月までは、現行の「てぬぐい」モチーフ車両と置き換えるかたちで、土日祝日を中心に「快速湯けむり号」として仙台駅~新庄駅間を運転。別途各地のお祭りにあわせた運行を計画しているようです。全車指定席として運行するため、乗車には乗車券のほか指定席券が必要です。

車内ではアテンダントによる飲料などの販売を予定しており、お祭りにちなんで「記念シール」を配布。また東北の祭りに関する車内イベントなどの開催も予定されており、詳細は3月下旬オープン予定の専用サイトで告知されます。

鉄道チャンネル編集部
(画像:JR東日本仙台支社)

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