ゼンリンの高精度3次元地図データ、ホンダの新型LEGENDに採用

ゼンリンは10日、ダイナミック基盤の3次元地図共通基盤データをベースに独自に収集・整備した情報を加えた地図データが、ホンダの新型LEGEND(レジェンド)に採用されたことを発表した。

ホンダは5日、Honda SENSING Elite(ホンダ センシング エリート)を搭載した新型LEGENDを発売すると発表した。この車両には、自動運転レベル3に必要な国土交通省からの型式指定の取得したトラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)、一定の条件下でドライバーがハンドルから手を離した状態でもシステムが運転操作を支援するハンズオフ機能などの特長がある。

ホンダ、国交省認可の自動運転レベル3機能を搭載した新型LEGEND販売

ホンダは5日、自動運転レベル3に適合するHonda SENSING Elite(ホンダ センシング エリート)を搭載した新型LEGEND(レジェンド)を発売すると発表した。ホンダは2020年11月、高速道路渋滞時など一定の条件下で、システムがドライバーに代わって運転操作を行うトラフィックジャ...

今回の高精度3次元地図データは、車両に搭載されたそのほかのセンサー類と組み合わせて使用することで、車両の周囲360度の情報と道路上の正確な位置を把握することができる。また、車両速度の制御やレーンごとの走行ルートの計画も可能だ。

なおゼンリンは、今後も高度なモビリティ社会の到来を見据えて研究開発・用途開発を進め、正確で利用価値の高い地図情報、位置情報を整備・提供することで、事故を軽減する安全・安心な交通社会の実現と自動運転技術の発展に貢献することを目指すと述べている。

(出典:ゼンリン Webサイトより)

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