24日から全国高校春季ゴルフ 女子個人 長崎日大の2人挑む

全国大会に挑む長崎日大の櫻井(左)と松永=諫早市、RYOゴルフガーデン

 ゴルフの第41回全国高校選手権春季大会は24~26日、兵庫県三木市のチェリーヒルズGCなどで行われる。長崎県勢は昨年11月の九州予選を突破した長崎日大2年の櫻井心那、松永七海の2人が女子個人の部に挑む。
 競技は3日間54ホールストロークプレーで争われ、2日間36ホールを終えて80位タイまでの選手が最終ラウンドに進む。
 九州予選3位タイ通過の櫻井は、山里中時代から全国舞台で数々の実績がある。コロナ禍に見舞われた昨年も、4月のOBS九州女子ジュニアで優勝。プロに交じって出場した11月のステップアップツアーは決勝ラウンド進出を果たした。
 年明けから重点的に取り組むウエートトレーニングの成果で安定感が増した。6日に武雄GC(佐賀)で行われたステップアップツアー予選会は69の好スコアで優勝。秋にはプロテストを受験する予定で「今季の好成績で弾みをつけたい」と意欲的だ。
 九州予選で14位タイだった松永は千代田中(佐賀)出身。自宅からJRを乗り継いで通学している。173センチの長身から繰り出すパワフルなドライバーショットが持ち味で、飛距離は270ヤード超えも望める。半面「グリーン周りは苦手」と課題を挙げるが、中学3年から2年連続で国体に出場しており、強豪相手でも臆することはない。
 2人とも「目標は優勝」と力強い。長崎日大の緒方広道監督は「ゴルフ場などの協力でいい練習をさせてもらっている。それに報いるためにも頑張ってほしい」と期待を寄せている。

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