向井理&夏川結衣が「着飾る恋には理由があって」に出演

向井理と夏川結衣が、TBS系で4月スタートの連続ドラマ「着飾る恋には理由があって」(火曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

ドラマは、奇麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロインが、価値観の違う人々と一つ屋根の下で暮らしながら、恋をしたり、友情を深める中で、よろいを脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリー。脚本は、昨年社会現象となった「恋はつづくよどこまでも」(同系)をはじめ、幅広い世代の女性の共感を呼ぶ脚本で人気を博す金子ありさ氏が担当。制作チームには、同局で「MIU404」や「わたし、定時で帰ります。」「アンナチュラル」などのプロデュースを担当してきた新井順子氏、さらに新井氏と多くの作品でタッグを組み、「MIU404」「グランメゾン東京」などジャンル問わず多くの話題作を生み出してきた塚原あゆ子氏が演出を務める。

向井が演じるのは、主人公の“着飾る女”真柴くるみ(川口春奈)が広報として働く、インターネット通信販売で若者から支持を集めるインテリアメーカー「el Arco Iris」(エル・アルコ・イリス)の社長・葉山祥吾。向井は2019年4月クール放送の「わたし、定時で帰ります。」以来の「火曜ドラマ」枠への出演。祥吾はやり手の若手社長としてメディアにも露出しており、一見完璧な人物だがどこか抜けている性格。自社の広報として真柴に絶大な信頼を寄せており、そんな祥吾に真柴はひそかに思いを寄せている。

向井は「僕が演じる祥吾という役にはある伏線があるのですが、今回オリジナル脚本ということもあり、今後の展開が読めないので、台本を読むのが楽しいです。塚原監督は現場の雰囲気を大事にしているので、現場で一緒に考えながら、いろいろと自分からもアイデアを出して作品を作っています」と現場での様子を報告。

そして「丁寧な取材を基に、現代を織り交ぜている作品なので、社会人の人もこれから社会と向き合う方も、もっと上の世代の方々も、実生活でも生かせるようなことがあるかもしれません。オリジナル作品ならではの先の見えない面白さがあり、時代に即した内容ですので、幅広い層の皆さまにご覧いただきたいです」とアピールする。

また、真柴がカフェでアルバイトをしていた頃に仲良くなった常連で、真柴の唯一の女友達であり「姉御」と慕う人気フードスタイリスト・早乙女香子を夏川が演じる。

夏川と本作の脚本を担当する金子氏と新井プロデューサー、塚原監督は、18年10月クールに同局で放送した「中学聖日記」以来のタッグとなり、制作陣も夏川に全幅の信頼を置いている。夏川が演じる香子は、真柴に大きな影響を与える自由奔放で頼もしい姉御だが、50歳を迎えた女性の価値観や今後の生き方に悩む等身大の姿も描かれる。

夏川は「私が演じる香子という役は、今まで演じたことのない人気フードスタイリストという役柄ですが、突きつめずに気負うことなく楽な気持ちで演じたいと思います」と抱負を述べ、「価値観の異なる人たちが住むシェアハウスの中では想像がつかないことが多発しますが、共感できることが多く、クスッと笑えたり、うらやましく思ったり、長い自粛生活を過ごす私たちにとって考えさせられることが多いドラマです」と見どころを紹介。

さらに「人と会ってご飯を食べたり話したりすること、今まで当たり前だと思っていたことが、どれだけうれしいことなのか。見終わったとき、大変な日常を過ごす皆さんの気持ちをふと楽にしてくれると思います。ぜひ、ゆったりとした気持ちでご覧ください」と呼びかけている。

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