ウソつきは誰? 鳩山元首相が東北新社問題で証人喚問要求

鳩山元首相

鳩山由紀夫元首相(74)が16日、ツイッターを更新。「放送法の外資規制違反問題で、報告したとする東北新社の中島社長と報告を聞いていないとする総務省が真っ向から対立している」と菅義偉首相(72)の長男が務める東北新社と総務省の問題に切り込んだ。

この日、衆院予算委員会に東北新社の中島信也社長が参考人として出席。同社は2017年に外国資本の出資比率が20%を上回り、放送法に違反している状態を認識。幹部の木田由紀夫氏が総務省の鈴木信也電波部長に報告していたと主張していた。

ところが、当の鈴木氏は「外資規制違反のような重要な話を聞いたら覚えているハズだ。報告を受けた記憶は全くない」と真っ向から否定。双方の主張が食い違い、武田良太総務相は第三者で構成される検証委員会で審査するようした。

鳩山氏は「どちらかが嘘をついている。総務省はないないと言っていた接待があったことでも嘘をついていた。官僚としての矜持は何処へ行ってしまったのだ。証人喚問で明らかにされたい」と触れ、野党側も偽証罪に問われる証人喚問を要求している。

© 株式会社東京スポーツ新聞社