元SKEの柴田阿弥アナが“推し休暇”に賛同「ありがたい制度」

柴田阿弥アナ

アイドルグループ「SKE48」元メンバーでフリーアナウンサー、タレントの柴田阿弥(27)が16日放送の「ABEMAヒルズ」で、アイドルファンにとってうれしすぎる“推し休暇”について「ありがたい制度」とコメントした。

「推し休暇」は株式会社「ひろろ」の鶴見至善社長が8日に自身のツイッター(@itaru9)で発表した勤務規定。応援するアイドルのライブやイベント参加を積極的に支援するもので、出色なのが「推しが次に該当する場合は届け出ることにより、慶弔休暇を申請することが出来る」というもの。

ファン心理を考慮し、推しが卒業する場合は「一推し…10日間 二推し以降…3日間」と定めている。慶弔休暇は有給扱いで通常の賃金を支払い、「精神的なダメージの度合い、必要に応じて休暇日数を加算する場合がある」としている。

当サイトなど多くのメディアが報じたことでネットでは「推し休暇」に賛同する声が寄せられ、ひろろは「超ホワイト企業」と称賛された。アイドルグループ「9nine」の村田寛奈を応援する鶴見氏は番組にリモート出演し「慶弔休暇という形でアイドルの方がグループを卒業されたり、ご結婚されたりした場合に、気持ち的に働くのが気持ちの面で難しくなってしまうということが多いというのを考え、お休みの規定を設けさせていただきました」と経緯を説明。実際、一緒に仕事をしていた人が推しの声優の結婚発表を聞いて動揺し、仕事が手につかなかったことを目の当たりにしたという。

アイドルとして推される立場だったキャスターの柴田は「私が卒業する時にコンサートとか、有給を取ってきてくれた方がいました。ありがたいですね。ただ、卒業して10日間お仕事を休まれたら責任は感じます」とコメント。ひろろは「一推し=10日」と定められているが、「推し休暇が3日(二推し以下)だったら『オーイッ!』ってなっちゃいます」と笑った。

番組では同社の「推し休暇」は通常の年次有給休暇とは別に付与される特別休暇であることを強調。「有給は理由を問わず自由に取れますので、アイドルの応援とかペットロスとか、どんどん使ってください」と有給の積極取得を呼びかけた。

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